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カテゴリ:私は労働者
今日は久しぶりに、 時間に追われる仕事が無かった。 それに今日明日とクリスが休みで なんとなくのんびりモード。 と、思ってたらよぉ、 クリスティアン撮影の下手な写真が届き 「これでメニューを作ってくれ!」 と。 は? メニュー??? どうやら、我が社で一番高価な物件 (2千万ユーロ=27億円強)のオーナーが、 プライベートパーティーを開催し ミッシェランの2つ星シェフを雇って食事を出す、 そのメニューを作ってくれ と言う事らしい。 なんじゃい、それ? それ、ちっとも私の仕事じゃないじゃない。 っつーか、大金持ちなんだから、 どっかの印刷屋に頼めよ。 絶対お調子者のクリスティアンが 「是非ともウチでお手伝いさせて下さい」 とかぬかしたに違いない。 だったらてめーのオフィスの奴に頼めよ! ...って、フォトショップいぢれるの 私とウーラしか居ないんだっけ。 アルクディア港オフィス・マネージャーの 丸子君までやって来て 「大切なお客さんなので、 是非是非どーにかお願い、頼む!」 って。。。 結局木曜日丸子に晩飯ご馳走になり 後日クリスティアンにもご馳走になる と言う事で商談成立。 っつーか なんでいっつも 食い物なんだよ? 私への支払い。 ワイン飲まないから安上がりだし なんだか損した気分~。 ワタクシと御食事出来るクリスティアンこそ 一石三鳥じゃん。 泣いて喜べ、バーロー。 で、送られて来た下手な写真、 オーナーご自慢のミロの原画らしいが、 これをメニューの表紙にしたいと。 数ある有名画家の原画の中でも お気に入りなんだって。 そんなオーナーの27億円の豪邸 週270万円で貸してます。 料理人とお女中数人込み。 クリスティアンがこの夏の1ヶ月客をゲットし オーナーとの仲が深まった様子。 一ヶ月滞在家賃1千万円。 安いワンルームマンション買えますですがな。 所有者も所有者だが 借りる奴も借りる奴だよな。 あぁ、この業界に居ると金銭感覚狂うってーか、 レ・ミセラブル って位、気分は貧乏、 労働意欲失くすよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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