大馬鹿
ミーティング
の、
巻き~
ええ
遂にその日が来たんですよ。
それは金曜日の朝でした。
大ボス・スザーナと
テラスでお茶を飲みながら
語り合った訳でございます。
マーケティングに異動して
この1ヵ月半の
私の働きを語り合いました。
そして
大ボス自ら
アナタが居ないと
困るわ
と発言するなど、
いい調子で
ミーティングは進みました。
で、
クライマックス
私の仕事は技術を要するので
OLのお給料では働けません
早い話が
昇給しろよ
って事なんだが
ここで大ボスが
もたつき始める。
いきなり
アナタだけ昇給すると
他の人達が云々、、、
会社も
経済的な余裕が云々、、、
で
じゃあ、
10年近く働いてて
OLの中では一番高給な
アマンダと同じ額を払うわ!
と。
しかしだね
この人実際
誰が幾ら貰ってるかなんて
把握してない。
更に
数字に弱い私は
それが今と比べて
どのくらいの昇給なんだか
把握してない。
なんせ
来年からは
勤務時間が変わるから
時給に換算しないと
比べられない訳で
で、
計算間違えた。
大浮かれ
それでも
救われたのが
即答でOK出さずに
考えさせて
頂きます
なんて
とっさに言えた事。
防衛本能だねぇ~。
↑っつーか、自分不信
で
帰宅して
念の為に
計算し直したら
↑自分不信
現在
週37時間労働なのに
阿呆な私は
47時間で計算してた事が判明。
そりゃあ
時給も少ない訳だ。
で、
37時間で計算すると
アマンダの給料と
大差無い上に
今後は
販売コミッションが貰えないから
返って
減給
にも
なりかねない事判明。
ひっくり返りそうになったよ
清水の舞台から
飛び降りる心意気で
立ち向かったってーのに
このザマだ。
愚か過ぎる...。
でも
私は負けません。
早速月曜日
その旨をメールして
もう面倒臭いので
こちらから条件を出しました。
条件1
アマンダと同じ給料で
週22時間勤務。
条件2
月給XXXXユーロで
週25時間勤務。
条件3
退職して必要に応じてバイト
時給XXユーロ。
大ボスからの返信
木曜の
ダイレクター・ミーティングで
決議します。
あれ?
いつから
決定権失くしたのさ?
って事は
金曜は
然程の昇給にならないと
知ってて言いやがったな。
あ~、
コイツ
お馬鹿で
良かった!
と
腹で笑っていやがったな。
全く
油断も隙もありゃしない。
っつーか
お馬鹿が
否定出来なくて、
悔しいより
悲しい
...。