其の1で書き忘れてましたが
サンドラがAT女史を
左遷しようとする前に
サンドラとAA女史が和解したのです。
それが物凄くAT女史の気に触り
それ以来AT女史の言動悪化に
拍車がかかったんですね。
何故
大人しくしてるのが得策って
思えないんでしょーかね?
ま、そんな風に
6月半ばから約1ヶ月
一触即発な
オフィスムードだったんですが
私は常に中立的な立場で居りました。
それが突然
全ては私のせいと言われても
ねぇ
...
去年の日記に書きましたが
AT女史は昔から
私に悪意を抱いていたので
「これは調度良い機会だ!」
位に思ったんでしょう。
しかも彼女
人種差別主義らしいですから
アジアな私を嫌う理由
両手に余ります。
そんな下等民族な私より
会社での地位が低いんだから
そりゃあ面白くありません。
結果ATが企てたのは
「サンドラとAA女史の口論以来
オフィスの雰囲気が悪い。
更に千代丸が陰口を叩くので
私はとても居心地が悪い。」
と、全面的に被害者になる事でした。
凄い根性です。
しかも
陰口ってさぁ
...
クッキー vs チップス戦の話なら
他オフィスの人達に語りましたよ、
事実をありのままに。
更にブログに載せて
世界的に公表しましたよ。
それが「陰口」だと言うなら
私は私の
「陰口」を叩く権利を主張しましょう。
まぁそんな訳で
大ボス・子ボス混合会議
開催日になりました。
震え上がりびびりまくったATは
この1年間で初めて
9時半に出社し
途中で買い物に抜け出す事も無く
更にはデスクで何も食べずに
仕事してました。
出来るんじゃん!
って事は
やっぱ今迄
分かってやってたんだな
バカヤロウ。
そして会議開始の30分前
ATは猫撫で声で言いました。
「千代丸、会議の前に
お茶でも飲みに行かない?」
この1年間で初めて彼女に
優しい声をかけられました。
「行かない。忙しい。」
うろたえるAT
「で、でも、会議前に
ハッキリさせておきたい事が...」
「会議でハッキリさせればいいじゃん。
その為の会議でしょ?」
働き続ける私。
「でも、でも、
会議で無駄な時間を使わない様に
あーだこーだあーだこーだ...」
仕方なくサンドラが助け舟を出す
「AT、会議で話す事に
無駄な事なんて1つも無いんだから
正々堂々と話し合いましょうよ。」
あぁ、これが24歳なりたての女の子の発言で
「でも、だって、だって、
全ては千代丸がイケナイのよっ!」
これが30過ぎたATの発言。
泣けるぜ。
「そんな事何もわざわざ
会議に持ち込まないで
ここで解決しようって
言ってるんじゃない!」
「こんな事の為に
スザーナやリスちゃんの
貴重な時間を割くなんて
申し訳無いわ!」
「そもそも問題の始まりは
アナタ(サンドラ)とAAの
口論から始まったのよっ!!」
私遂に口を出す
「違うよ。
問題は、1年前に
アンタが私達のオフィスに
来て以来始まったんだよ。」
一同沈黙
「な、なによ、私が何したって言うのよ!」
「アナタ、
今日のアナタは今までのアナタと
違うって自覚あるでしょ?
その違いが何よりもの問題だって
分かってるからでしょ?」
「今日の私が違うのは
今日はオフィスの雰囲気が良くて
働き易いからよ!」
「あぁ、違う自覚はあるんだね。
でも、オフィスの雰囲気はいつもと同じ。
じゃあ、いつものアナタと
何が違うか言ってみ。」
「今日はスーパーに行く時間が無かったから
朝食を摂ってないだけよ!」
「1年で初めて定時出勤した今日だけ
時間が無かったんだ。
いつもそうしていれば
何も問題無かったのにねぇ。」
「問題は私じゃなくてアナタでしょ!
アナタが私の陰口叩いてるって言われて
私居心地悪くて仕事出来ないのよ!」
「私も、アナタが私の陰口叩いてるって
言われたけど?」
AT完全スルー
「どうして言いたい事があったら
直接言わないのよ!
私が食事をするのが気に食わないなら
そう言ってくれなきゃ分からないでしょ!」
「だってアナタは分かってやってるもの。
だから今日はやってないんじゃない。」
「私は言われなきゃ分からないわ!!」
我々が黙って耐えていた姿を
楽しんでいたATの言い逃れ。
そう来る事は分かってた。
「あのね、アナタが5歳だったら
『ATちゃ~ん、それは駄目でちゅよ~』って
言っただろうけど
なんで、自分の言動に責任を持ってるはずの
30過ぎた大人にそんな事言わなきゃイケナイのよ?」
AT黙る
「それともアナタ、まさかその年で
自分のしてる事すら
他人に言われなきゃ分からないってーの?!」
「い、言ってくれなきゃ、わ、分からない事もあるわよ...」
「なんで私がアンタの事教育しなきゃイケナイのよ?」
「うぇーーーーん、
話にならないわーっ!」
AT泣きながらオフィスから飛び出す。
1ヶ月に2人も
泣きながら飛び出すオフィスって
一体
...
サンドラ
「まぁ、今泣いとけば
会議で泣かないかもね。」
千代丸
「絶対泣いてみせるって、
他に技が無いんだから。」
サンドラ
「じゃ、私ちょっと彼女探して落ち着かせておくから。」
千代丸
「おう、じゃ15分後に会議室で。」
と言う訳で
ウォーミングアップと言うより
既にヒートアップして
会議に挑んだ
我々でありました。
会話式に書くと
低次元マルダシな
私の日常
...
其の3に続く。