今日も元気に軟便で
やる気ねぇ～
って気分ですが
其の3とっと終わらせようかと。
こーして伸ばし伸ばしにしてるのも
「書かなきゃ！」って強迫観念が
結構なストレスになるんだよね。
でもね
山場は其の2で過ぎてます。
だって
アレ以上ATに何が出来ようか？
結局ですね
あの日
ミーティングルームで
大ボス・スザーナとリスちゃんと私が
他メンバーの集合を待っていたのです。
サンドラが到着すると
その背後に嗚咽が聞こえました。
サンドラが背後に向かって手招き。
嗚咽高まる。
サンドラ
「まだ始まらないから、じゃぁ、そこで待ってる？」
嗚咽がうなずいた気配。
事故渋滞に巻き込まれた
AA女史を待ってる間
そうして
我々は仕事の話してたのです
開け放したドアの向こうに
嗚咽を聞きながら
．．．
さすがにもう
スザーナもリスちゃんも
驚きません。
時々
嗚咽が高まったり
嗚咽にどもる裏返った声が
聞こえて来るのは
オフィスの誰かが
「どうしたの？」
なんて尋ねちゃって
「ち、ちちち、千代まっまっまっ丸がっ、がっ、ががっ、
うぇ～～ん、うぉ～～～ん！！！！」
とやってる所以。
黙って首を横に振りながら
大人しく涙してれば
騙せるかもしれないのに
これじゃみんな引く。
AA女史が到着して
やっとミーティング開始。
まずスザーナが釘を打つ。
誰がどーしたこーしたと
指名しない事。
幼稚園の「はなしあい」かよ？
リスちゃんが割って入る。
こういう社内のトラブルってのは
どんな会社でもあるもので、
云々
僕は、ほら、大企業に居ただろ、
いっぺんに30人も40人ものトラブルを
解決して来たんだ
云々
だからこーいう事には慣れている
僕は必ず解決策をみつけられるんだな
云々
．．．
自分でも
マズったと自覚してるので
自己防衛と言い訳で
無駄なガードし始めた。
っつーか
君達馬鹿馬鹿しいなぁ
僕なんて大企業出身だから
こんな下らない揉め事
笑っちゃうよ！
ってな
大物のフリに専念。
ちっちぇーな～
それからスザーナが
まぁ、ここみたいな多国籍オフィスだと
それぞれに文化や考え方が違うから
それが理解し合えない事も多々あるけど
こうして話し合いの場をもって、それらを...
リスちゃん割って入る。
僕はほら、世界的多国籍大企業に居ただろ、
だからそれぞれの違いはよく分かるんだ
云々
右の受話器でアメリカと話しながら
左の受話器でドイツと話し
向かいの席のアルゼンチン人と話し
その横のシンガポール人と話しながら
間に入って問題解決してたんだ
云々
文化やメンタリティーの違いはよく分かる、
それぞれの良い所を尊重して学び合えば
云々
特に我々が学ぶべきなのは
日本人の仕事の仕方だ、
彼等のやり方は我々のより断然優れている
とても合理的で効率的なんだ
ドイツ人のボクが言うんだよ、
そして我々には運良く千代丸が付いている
彼女からその日本のやり方を学ぶべきなんだ！
云々
．．．
あぁ、どーやらリスちゃんは
今回私が怖いらしい。
まぁ、詳細は省いて、
ATが指名され
涙を流しながら訴えた。
私は、オフィスの雰囲気が悪いのは
誰かが人の陰口を叩いているからだと
思います！ うううっ... ←嗚咽
スザーナ
それは個人的なことね。
AT
ええ、個人的な事よ、
でも私の悪口を言う人と
オフィスを共にするのは絶えられない！
スザーナ
今私達は、
個人的な事を話し合ってる訳じゃないの。
もっとビジネスの立場から話してちょーだい。
AT
でも、そのせいで私のビジネスライフが
犯されてるんだから、これは大事な事で
ううっ... ←嗚咽
スザーナ
アナタの話は個人的過ぎるわ。
そのままスザーナ話をサンドラに振り
サンドラとリスちゃんの軽い討論もあり
っつーか
サンドラに攻められて
あたふたしながらも
大企業出身の「君達よりも偉いボク」の
面子防衛戦に悪戦苦闘なリスちゃん。
あ、しまった、時間が無い。
其の4に続こう。
ちっ、もう終わらせたかったのに
．．．
