La vida 千代丸

9月13日夜遅く
Nantes郊外のOrvaultにある
照り兄さんの実家に無事到着。

翌日の日曜日は１５Kmあっちの
隣の隣町
Couëronのマーケットに出掛けてみた。


フランス国旗が旅情に一味加えるぜムッシュ～。

おフランスのマーケットってったら
やっぱり

パンよね、パン！
あー、旨そう。

チーズよね、チーズ！
あー、旨そう。

ここらはガレットの本場なのだ。
あー、旨そう。
しかし、凄い作り溜め。
コレ全部売れる見込みあるのだろうか？

そんでもってここらは牡蠣の産地なのだ。
あー、旨そう。

だから
おフランスで太るのは仕方が無い話なのよ。

照り兄さんちの庭の一部はエコ自家菜園。
フランスの郊外住宅では、
野菜は誰もが自給自足。
市役所が
生ゴミから土を作る用のキットをくれるのだ。
ゴミが減って土が増えて野菜がエコ旨の
一石三鳥システム。

あー、旨そう。
んな訳で
美味しい野菜をごっそり貰って帰るのが恒例さ。
来る時は持って来てもらってるし～。

チーズは
食事の後、デザートの前が掟。

食事ではなくデザートでもない
「チーズ」と言う孤立した偉大なる存在は
フランス家庭に欠かせない。

「フランスではチーズを食べない日はあるのか？」
と、尋ねた所
「仕事の中休みのランチメニューに
含まれていなかったら食べない。」
だって。
食べない日は無いって事だ。

ええ、
照り兄さんと一緒になって数ヶ月で
人生40年間で食べたチーズの量以上を平らげたさ。
あぁ、涙の高カロリー。

だから
おフランスで太るのは仕方が無い話なのよ。

食後は皆で近所のシャトーにお散歩。

９月半ばだってのに、もう紅葉始まってた。
マジョルカは紅葉ないから感激！

シャトーに向かうこの道は
照り兄のジョギングコースだったらしい。
無公害で健康的な道なのだ。
森林浴って感じで爽快～。

相続人がシャトーを市役所に寄付したんで、
図書館とか文化センターとかになる予定らしいよ。

離れにはプライベート礼拝堂。

馬車で「ただいま～」と帰宅するって感じだよね。

この木の根元で
ナポレオンだかルイ何世だかが休憩したんだそうだ。
↑
いい加減過ぎる情報提供

日本にもいっぱいある、
明治天皇が...とかって場所。
そんな感じか？

で、
この道が通学路だった
照り兄ママも
毎日そこで休憩したそうだ。

侘び寂び日本の心だねぇ～
↑
なのか？

さ、帰って
晩飯食ってチーズ食って寝よ～っと。

だから
おフランスで太るのは仕方が無い話なのよ。