ここん所
インドから戻ったミーキーを
ずーっと放っといてたから
久しぶりにお茶でも飲もうかと
電話をしてみた。
久~しぶりに残業無しの午後だ
ゆっくり無駄話しに付き合ってやろうじゃないか。
そしたらどーにも調子が悪そう。
しかも
普段不調の時は
「疲れてるから横になる」
とか言うのに、
今回は
息絶え絶えに
苦しいと訴えるばかり。
なので慌てて
隣町ポジェンサの救急に連れてった。
で、
色々診てもらったんだけど
田舎の診療所では調べきれない
何かと怪しい部分があるので
今すぐインカの病院に行けと。
30Km運転して
でかくて新しいインカ病院に着くと
また血圧や心拍数測り直して、
歩いちゃ駄目だってーんで
車椅子移動になり、
これからあれだこれだ検査するから
付き添いの方は20時半に戻って来てください
だって。
しゃーないから
ミーキーの息子ドルフに電話して
一応の粗筋を伝えたりしながら
時間を潰す。
待合室に設置してある
ネスレーの自販機で買った
ホワイトチョコレートドリンクは、
余り白くなくて
コーヒーとかココアの香りがした。
20時半
ミーキーが寝かされている部屋に戻り
医者を待ちながら暫くお喋り。
何度も何度も
「迷惑をかけた、申し訳ない」
と言うミーキーに
たまにはこーして
いつもと違う場所で過ごすのも悪くない、
私は結構楽しんだよ!
と言って励ましてみる。
21時頃医者が来て
今夜か明日中に
パルマの大病院に移動して
更にもっと精密な検査をしてから
多分ペースメーカーを付ける事になるでしょう。
だって。
ありゃりゃ。
ちょっと酸素吸入でもしてもらう位のつもりで
すぐ帰る予定だったから
TVも暖房も電気毛布も付けっぱなしで家を出た
ミーキーもびっくり!
何だかんだ理由を付けて
帰宅許可を得ようとジタバタするが
相手にされず。
とりあえず
ここに居れば正しい食生活になるし
みんなが面倒見てくれるから
ゆっくり休養してなさい
と言ってみる。
グダグダ言ってる。
インドに居た時の様に
瞑想してなさい
と言ってみる。
ウダウダ言ってる。
ここに居る
アナタよりもっと苦しんでる人達の為に
祈りなさい
と言ってみる。
瞳が輝き使命感に駆られ
そうよね、私は幸せ者だわ、
ここに居る人達は
物凄く苦しい思いをしている。
彼等の為に祈るのが
私のすべき事だわ!
だって。
一件落着。
私は帰宅して
照り兄が用意してくれた夕食を済ませてから
ミーキーんちに行って
TVや暖房や電気毛布を消し
「暫くぶりに残業の無い午後」の幕を閉じた。