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2015.09.29
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カテゴリ:交通
ゼンリンは、2015年10月5日(月)~10月9日(金)まで、フランス・ボルドーで開催される「第22回ITS世界会議ボルドー2015」に、ゼンリンブースを出展すると発表した。

ブースでは、ゼンリンが取り組む、自動走行システム実現に向けた地図ソリューション「ZGM Auto(ZENRIN Geospatial data Model for Automotive)」の紹介及び自動走行向け地図データを展示。

「ZGM Auto」は、ゼンリンが研究開発を行っている自動走行システムの実現に貢献するための地図ソリューション。構造化した各種道路ネットワークデータと3次元高精度空間データベースを、自動走行車両へ逐次・差分で提供が可能になる。これにより、自動走行システムの実現に向けて官民協調で開発が進められている「ダイナミックマップ」に貢献することを目指している。


(carview!より)
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自動走行に向けては自動車メーカー・カーナビメーカー併せてさまざまなアプローチがされているが、走行支援向けの高精度地図作成においては独自のデータ整備で日本をリードしてきており、ボルドーでのITS世界会議でどのような評価を得るのか楽しみでもある。

この分野では海外ではTomTomやHEREが取り組んでおり、ゼンリンにとっては強力なライバルとなる。
国内ではインクリメントPが金沢大学と共同で自動走行支援用高精度地図の作成にに乗り出しているほか、パイオニアがHEREと提携する形で国内でのデータ整備を目指している。

今年はここまで、特にHEREの買収をめぐって自動車業界を巻き込んでさまざまな攻防があったこともあり、業界再編も併せて自動走行支援への各社の動きが注目される。





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Last updated  2015.09.29 03:33:45
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