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カテゴリ:地図・位置情報サービス
フェイスブックは9日、「近くにいる友達」機能の提供を日本でも始めた、と発表した。スマートフォンで自分の位置情報を知らせる設定を「オン」にすると、ほかの友達がいる地域や自分との距離が一覧表示できる。友達が近くにいるのを通知する機能もある。
昨年9月から一部の国で提供を始めていた。自分の居場所を知らせる範囲は、友達リストの中から選択できる。自分の居場所を相手に知らせる場合だけ、相手の居場所も知ることができる仕組みだ。より詳しい位置を地図上で表示させることもできる。 フェイスブックは年齢や職業など集めた情報に応じて広告を打てるのが強み。利用者の位置情報を集めることで、広告の精度を高める狙いもあるとみられる。 (朝日新聞より) ------------------------------ スマートフォン全盛の現在、SNSと位置情報は切り離せない関係にあるといっていい。 不特定多数とのやりとりが多いTwitterに比べて、繋がることが多いフェイスブックやLINEでは位置情報活用のスタンスも異なってくる。 実際、LINEも位置情報共有サービス「LINE HERE」を公開している。 知人同士の待ち合わせに使えることはもちろん、友達が近くにいることが分かれば落ち合うことができるなど便利な機能もある反面、自分の位置が他人に知られてしまうことはある一定のリスクにもある。 悪意を持って使われないとも限らないし、出会い系の温床になる可能性も否定できない。 さまざまな情報がオープンになる今の時代、位置情報も「ON」にしている以上必ず誰かに知られているということは意識した方がいいし、現代社会というものががそういう環境なのだということは知っておく必要がある。 その一方で、位置情報の恩恵の有無が日常を大きく左右する中で、そこにさまざまなビジネスが生まれ、運用されているのもまた事実だろう。 位置情報ビッグデータを生かしたエリアマッチングは広告ビジネスにとって重要なフィールドになっており、そこを通じて多くのビジネスが活性化する可能性を秘める。 フェイスブック上の個人情報と位置情報が結びつくことは、リスクの部分も含めて、新しい未来を拓くことになるのかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.10 01:07:45
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