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2015.10.26
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エスニック料理として20年近く前に紹介され、近年の「トムヤムクン味カップヌードル」などの人気で日本にすっかり定着した感のある「タイ料理」。ハーブの香りで食欲がそそられ、ピリッとした刺激の中にも甘味を感じられるのがその特長だ。

代表的な料理としては、手軽なランチとしても食べられる「ガパオライス」や「チキンライス」が知られる。一方で、野菜や果物へ彫り物を施す「カービング」など宮廷料理から育ったものもある。王制や宮廷という悠久の歴史があるからこそ発展した食文化が庶民の生活にも大きな影響を与え、世界でも指折りの格安で美味しい食文化が発達した。

そんな現地の食文化を海外により発信するための取り組みとして、タイの外務省がスマートフォンアプリ「Street Food Bangkok」(iOS版/Android版)を配信している。

このアプリは、タイ国内に数ある屋台の中でも、外務省選りすぐりの有名屋台を検索できるというもの。屋台をノスタルジックかつタイらしい風景として紹介し、外国人観光客にタイ料理を現地価格で気軽に楽しんでもらおう、迷わずお目当ての屋台を訪れてもらおう、という狙いがあるようだ。

タイを訪れたことのある読者なら身に覚えがあると思うが、タイのGoogleマップは英語対応が十分でないため、多くの地名がタイ語で表示されてしまう。かといって、英語の通じにくい街中では思うように道を尋ねられない。また初めて訪れた観光客なら特に、降りるべき駅をうっかり乗り過ごしたり、裏の近道からタクシーが入ったので方向感覚が混乱した、ということもあるだろう。その点、従来の紙の旅行ガイドブックと比べて利点は大きいだろう。

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アプリの対象エリアは現在バンコク市内のみで、登録店舗の数は約120。中華街や王宮周辺といった観光客の多いエリアの情報が特に充実している。屋台は、メニュー、店名、場所で検索できる。

タイを初めて訪れた観光客にとって特に使い勝手がよいのが「メニュー」で、料理の写真でタイ料理のメニューを選ぶと、それを提供する屋台がずらりと表示される。現在は約25のメニューから選ぶことができる。店舗名はアルファベットとタイ語で表記され、エリアや最寄り駅の名称が表示される。

試しに、日本にも「ピンクのカオマンガイ」として進出を果たした、鶏ベーススープで炊いたご飯に蒸し鶏を乗せた「カオマンガイ」の店舗「ガイトン・プラトゥーナム」を探してみよう。

店舗をタップするとオススメのメニューや店舗の特長、営業時間や支払い方法、電話番号、住所などが英語で表示される。画面の一番下には「タクシーの運転手に見えせるためのタイ語での行き方の説明」「Googleマップを開く」などの機能がある。

迷子になってもタイ語しか通じないので身振り手振りでやり取りして現地の人が助けてくれるといった、いい意味での“タイの洗礼”が失われていくと考えるとそれはそれで寂しいが、やはり便利だ。

地図情報には現在地から屋台までの所要時間および距離が表示される。難点は方向指示にある通りの名称がタイ語のままであること。Googleマップと連携させているからだろうが、今後改善してほしいところだ。

「屋台」という混沌としたアジアのアイコン的大衆文化とは対照的なITを結びつけるこのアプリ。技術的に不安定なのか、よく強制終了になってしまったり、店舗のウェブサイトやFacebookページに遷移させる機能がないなど、脇の甘さは見られるが、外務省という官公庁が配信している点は評価すべきだろう。

タイも日本と同じく民間に比べて官公庁の腰が重いのは否めない。しかし、日本が2020年に訪日外国人2000万人を目指すより先に、2014年に2500万人を達成している観光立国である同国が取り組むインバウンドサービスとして、十分注目に値するだろう。


(CNET Japanより)
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日本でこうして海外の位置情報サービスが紹介されるのは珍しいが、Googleマップという共通のプラットフォームがあるからこそ外国人でもそれなりに使い勝手がいいというのはあるだろう。
ただし、記事でも指摘があるように、タイのGoogleマップの英語対応の問題で、多くの地名がタイ語で表示されてしまうことや、道案内の通り名も連動しているためやはりタイ語になってしまうのは海外からの観光客には難点。

それでも特筆すべきはこのサービスをタイ外務省自らが行っているということ。
日本もインバウンド政策を進めているが、このような形で外務省が直接サービスを展開するのは珍しい。
何しろ紹介された店は外務省の肝煎りという印象を与える。

方法論はともかくとしても、タイのインバウンド政策の本気度は日本も見習う部分がありそうだ。





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Last updated  2015.10.26 00:35:06
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