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カテゴリ:地図・位置情報サービス
ヤフー株式会社は11日、無料のiOS/Android地図アプリ「Yahoo!地図」の「混雑レーダー」に新機能「混雑グラフ」を追加した。
混雑レーダーではこれまで、現在・過去3時間分の混雑度推移の情報を11段階のグラデーションのヒートマップで表示できたが、他の日と比較したり、空いている時間帯を確認することができなかった。 新たに提供される混雑グラフでは、地図上の任意の地点や道路・施設周辺の当日1日分(早朝6時~深夜1時までの間)の混雑度推移を折れ線グラフで確認できるほか、前週同日との混雑度比較も可能になった。また、Yahoo! JAPAN IDでログインすることで、過去1週間分の混雑グラフを表示することができる。 前日・当日や平日・週末の混雑度比較も可能なため、「人気の場所へ行きたいけれど人混みは苦手」という場合、混雑する時間帯や曜日を事前に把握することができるとしている。 混雑グラフは、Yahoo!地図アプリのエリアや施設検索結果から詳細画面を開くか、地図上の任意の地点を長押しすることで下部に表示されるエリアや施設名から開いて確認することができる。 これまで施設ごとの詳細ページに表示されていた「混雑指数」は、引き続き地図画面下部の検索結果や、検索結果一覧から確認できる。 (INTERNET Watchより) ------------------------------ 混雑レーダーのバージョンアップ。 これまではヒートマップ表示も重宝だったが、今度はグラフ表示機能が追加されて、他の人の比較ができるようになった。 空いている時間帯や曜日を把握することで、計画が立てやすくなるのは便利。 これまでの機能以上に混雑度を「データ」として分析できるようになったというイメージ。 Yahoo地図は閲覧や案内を主体としたを従来のWeb地図に雨雲データーなど様々なデータを重ねて表示するなどGIS的な機能を強化してきていたが、今回の混雑レーダーのような、ちょっとしたデータ解析機能を装備することでさらにGIS寄りに進んでいるようにも思える。 ユーザーが地図に何を求めているのかはもちろん、プラスアルファの提案をするという意味でのYahoo地図の方向性は地図そのものの可能性を広げていてなかなか興味深い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.11.12 02:25:42
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