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カテゴリ:地図・位置情報サービス
警視庁がスマートフォン向け防犯アプリ『Digi Police』を3月1日にリリースした。
公開捜査情報を確認や、ひったくりなどの犯罪や不審者の情報の地図上での表示といった機能のほか、特殊詐欺(オレオレ詐欺や架空請求)への対応も念頭に置かれている。 早速インストールしてみる。 アプリを立ち上げるとまずは住んでいる場所や生年、性別を入力する(性別に男性・女性・その他が設定されているのが色々配慮されている)。 メニュー画面は役所のアプリとしては(失礼!)わりとシック。 まずはマップを使ってみた。 マップはGoogleマップがベースで、表示する項目(不審者等・事件・特殊詐欺・運転免許更新)が選択できるほか、任意に警察署の場所と、現在地の管轄とそこまでの経路を表示することが可能。 表示項目はそれぞれの項目ごとの表示となり(複数の項目の同時表示はできない)、場所がピンポイントで特定できないように面でマーキングされる。 不審者情報や事件は町丁目単位、特殊詐欺は市区町村単位(たぶん)で、面をタップするとその内容が示される。 マップ以外では公開捜査情報も事件単位でタップするとかなり詳細な内容が見られる。防犯カメラの動画などもついている。 ちょっとくだけたところでは、「テワショット」というのがあって、何かなと思えば、犯罪抑止対策本部のオリジナルキャラクター『テワタサナイーヌ』をカメラに写し込んで写真がとれるという機能。 このように疑似コップのフチ子さん的なこともできる(誰もやらないと思うが)。 詐欺カルタはページを開くと啓発の標語がランダムに出てくるしかけ。 その後は最新トピックや特殊詐欺の手口、情報提供といったそれぞれのコンテンツに進める。 「Digi分署」というのが何だか分からなかったのだが、どうやらアプリの壁紙の設定ができる模様。 防犯ブザーもついているが、アプリを立ち上げている時間を考えると効果のほどはちょっと疑問。 駆け足で見たところこんな感じだった。 プレスリリースでは「いざという時に役に立つ、『意外と使える』メニューが数多く盛り込まれている」とあるが、そのあたりは使い手の工夫次第かな、という気もする。 アプリは無料でiOS/Androidに対応しており、東京都以外の人も利用可能。 なお、3月2日12時半から池袋ニコニコ本社 イベントスペース1で「Digi Police」記者発表会があるとのこと。多分行かないと思うが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.03.01 12:50:02
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