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アマゾン、教育コンテンツの無料プラットフォームをリリース（NEWSALT）

米アマゾンが教師がオンラインで学習コンテンツを共有、掲載されたコンテンツを利用できる無料教育プラットフォームとして「アマゾン・インスパイア」をリリースした。
無料ながらも検索機能やレビューなどを備えており、幼稚園から高等教育までの教材を手にいれることが可能。

米国教育省技術部門ディレクターのジョセフ・サウス氏が「学習段階や地理的条件に関係なく教育における公平性を確保する上で、教師がいつでも入手可能な、質の高い教材を提供するのは重要なこと」と評価するように、コンテンツの共有に期待がかかる。

アマゾンでは今後無料でオープンな教育コンテンツを拡大していく予定だという。

いわゆる教科書以外の副読本的なものはこれまでも配布されていたが、デジタル教材の需要が高まる中、オンラインプラットフォームでコンテンツを共有・利用できるのは教員にとってありがたいことだろう。
とりわけ地理は、元来デジタルの強みを活かしやすい地図コンテンツを多用することから、こうした仕組みは利用価値が高い。
現在でも教員が独自の地理教育コンテンツを発信している例はいくつかあるが、検索性や共有性を考えれば共通プラットフォーム上で展開することは好ましい。
もちろんこうしたコンテンツを活用するもしないも教員次第ということにはなるのだが。