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カテゴリ:地図・位置情報サービス
「Google Maps」がさらに見やすく--「興味深いエリア」の追加も(CNET Japan)
Googleが新バージョンの「Google Maps」を公開。 従来に比べてすっきりとしたデザインで、地図上の主要エリアの情報をスマートに表示することを目指したもの。 新しい仕様は「道路の輪郭線など必要不可欠ではない要素を排除、その分道路や公共交通機関などの有用な情報を表示するスペースを増やした」「タイポグラフィを改善し、通りの名前や興味深い場所(Point Of Interest:POI)、公共交通機関の駅などを、地図上の他の項目と見分けやすくしている」とある。 気になるのは道路の輪郭線を排除したこと。 Googleにとっては「必要不可欠ではない」要素なのかも知れないが、個人的にはそうは思えない。 海外の住所はストリートアドレスが常識だから道路は線、住所は点と考えることができるのだろうが、日本の住所は街区制であることから、道路も住所も面で捉える方が違和感がない。 つまり日本の地図では道路縁が重要な役目を果たしている。 もちろん、今時はアドレスマッチングと経路誘導で目的地まで案内されるわけで、住所に関する表現について視覚的な見やすさや違和感は関係ないのかも知れないが、従来の癖は簡単には抜けないものだ。 「興味深い場所」が示されるのは家形が表示される縮尺のみのようだ。 基準が今一つ判然としない気もするが、イメージとしては「商業マスク」といったところか。 色使いそのものは薄めで見にくくはない。 注記の見やすさも含めて、背景図として使うのであれば色が濃い目の地理院地図よりも使いやすいように感じる。 道路の色は引いた際には以前より薄くなっていて、比較的目に優しい。 注記の雰囲気もずいぶん変わったように感じる。 ただ、やはり全体としてはいかにも背景図的な仕様ともとれる。 このあたりは地図を「プラットフォーム」として意識しているGoogleらしいともいえるのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.07.27 02:41:44
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