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2016.08.06
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カテゴリ:GIS
明電舎、IoT「都市型水害監視サービス」開始(ROBOTEER)

明電舎が日水コンと共同で、下水管内の状態をインターネット経由でクラウドサーバーにつなげ、ゲリラ豪雨などによる都市浸水対策に役立てるためのIoTサービス「都市型水害監視サービス」を事業展開する。

国土交通省のXRAINから降雨情報を、下水管路IoTデバイスであるマンホールアンテナから下水道管きょ内の水位情報を入手して、クラウドGISにより防災上必要な情報をリアルタイムに提供する仕組み。

これまでは管理が難しかった下水道管路の水位などの情報をIoT技術により可視化し、クラウド上で情報を共有化することで防災情報を一元化して防災プラットホームの構築を行う。
また、降雨・水位などの情報をストックをすることで、防災支援をいつでもどこでも可能にする。

近年の都市部での水害の多くは内水氾濫であり、いわゆるゲリラ豪雨のように予測が難しいケースもある。
人的リソースや効率性を考えれば下水管路の状況把握などにおいてはIoTの利用が最も現実的だろう。
静岡市が道路のアンダーパス冠水危険個所にセンサーを設置してリアルタイムで提供する試みを行っているなど、元来ゲリラ豪雨のような予測が難しい局地的な事象とIoTは相性がいい。
リアルタイムで状況が分かればこれまで以上に適切な対応が可能になるし、データが蓄積すれば地域ごとの被害の傾向も見えてくる。
そうなればインフラそのものの改善にも役立つはずだ。






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Last updated  2016.08.14 03:45:23
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