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広瀬すず主演「ちはやふる」の千早たちが住む街“府中”(東京ウォーカー)
累計発行1700万部を超える末次由紀の人気少女コミックを広瀬すず主演で実写化した映画「ちはやふる」は、「上の句」「下の句」と題して二部作連続公開され、合計で興行収入30億円に迫る大ヒットとなっている。 この作品のいわゆる「聖地」が府中(東京都府中市)であり、作品中に登場する場所を紹介する記事。 正直作品を読んでも見てもいないので中身についてあれこれ語る資格はないのだが、府中市居住者としては非常に興味あるところ。 実は府中市は映画やドラマの撮影所が近いこともあり、以前から頻繁にスクリーンやテレビ画面に登場している。 実際のところ、自分でも何度も撮影現場に遭遇しているし、撮影は地元民にとって、わりと街の日常になっている感もある。 特に駅や電車が登場するシーンは圧倒的に京王線が多い。 これはある種の伝統になっていて、かつて京王の広報担当から聞いた話では口コミで広がったという。 京王線が使われる理由の一つが、競馬場線の存在だ。 競馬場線は東府中駅と府中競馬正門駅の間を折り返しで走っており、途中駅もない。 競馬が開催される土日には多くの乗客がいるが、平日は運転本数も少なく、列車も閑散としている。 さらに東府中駅には競馬場線の専用ホームがある。 こうした理由で映画やドラマ、CMなので電車関連のシーンの多くは京王線が使われており、車内のシーンは競馬場線が、駅のシーンは東府中駅もしくは府中競馬正門駅が登場することになる。 記事中でも名シーンのロケ地に東府中駅が挙げられていて、電車内のシーンの写真が出ているが、撮影地に関しては前述のような事情で決まったと考えていい。 ただし、「ちはやふる」については原作から府中が舞台になっているので、その他のロケ地については必ずしも撮影サイドの事情で決めたわけではない。 特に分倍河原周辺の場面は原作にも登場するようで、このあたりを作品の舞台の中心(いわゆる「聖地」)と解釈するのがよさそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.08.21 01:52:04
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