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カテゴリ:地図・位置情報サービス
富士通、走行実績データから特大車の最適経路を可視化(MATERIAL FLOW+)
富士通交通・道路データサービスが大型車両向けカーナビゲーションやGISなど、地図サービス向けコンテンツとして、特大車の走行実績データを解析して情報提供する商用車走行実績データ解析サービス(MoXYZ)の販売を開始。 貨物トラックに装着されている富士通のグループ会社・トランストロン製のネットワーク型デジタルタコグラフから収集・蓄積される走行実績データを基に、特大車の走行実績データを解析したもの。 いわば特大車のプローブデータで、これまで把握が困難だった特大車の走行経路を可視化することで、特大車の最適経路の選定や大型車両向けナビゲーションの経路探索で活用するもの。 今回提供されるのは四半期毎の特大車の走行実績データ。 今後曜日別や時間帯別の通行量と平均旅行速度、主要な都市間の平均所要時間、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアでの平均休憩時間といった解析サービスも順次提供される予定。 一般的に利用されている通信カーナビなどのプローブデータは、普通車が対象であり、大型車の通行実績とは異なる。 ITS Japan が災害時に公開している通行実績情報も、当初は一般の通信カーナビのプローブ情報を使っていたため、大型車が通れるのかどうかは分からなかったが、現在ではトラックのプローブも反映されている。 特大車の走行実績が提供されるようになればこれまで以上にさまざまな解析が可能になる。 道路行政への反映という意味でも期待がかかる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.09.08 00:36:53
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