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カテゴリ:地図・位置情報サービス
昭文社、5言語に対応した新多言語地図配信サービス(マイナビニュース)
昭文社は地図表記を「英語」「中国語(繁体字)」「中国語(簡体字)」「韓国語」「タイ語」の5言語に対応させた新多言語地図配信サービス「MappleAPI 多言語マップ(ベクトル配信型)」を、販売すると発表。 国土地理院が発表した、外国人にわかりやすい地図表現検討会の指針(外国人にわかりやすい地図を作成するための標準)を踏まえた翻訳表記を採用しているほか、日本人が地図を見ながら道案内するシーンも想定し、翻訳表記だけでなく日本語も併記しているという。 インクリメントP 13言語対応日本地図の整備完了(SankeiBiz) インクリメントPでも、地図の表記にドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、ベトナム語の7言語を追加、13言語対応の国内地図データを業界で初めて整備完了した。 東京五輪を4年後に控えて、地図の世界でもインバウンド対応が加速している。 国土地理院が発表した外国人にわかりやすい地図を作成するための標準の中では、翻訳表記以外に記号についても標準を定めてはいるが、地図にはその国の文化が色濃く反映されており、記号のデザインはもとより、記号化する地物やランドマークも国によって異なるのが普通だ。 もちろん、日本国内を表現した地図であれば日本で一般的なランドマークを採用することが分かりやすい。 問題はそのランドマークを地図を見る外国人に正しく伝えられるかどうかだろう。 Web地図の厄介なところは、紙地図と異なり凡例がない(あっても別ウィンドウであったり)点にある。 その点を考慮すると、記号以上に注記テキストが意味を持つし、表記言語の選択肢もなるべく多い方がいいということになる。 インクリメントPはこの取組では一歩リードしている感があるが、昭文社やゼンリンデータコムも独自のサービスを強化しており、競争が加速しそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.09.09 03:12:41
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