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現存しない城郭をVRで再現、凸版印刷が「ストリートミュージアムアプリ」公開(INTERNET Watch)
凸版印刷はVRとGPSを組み合わせた旅行者向けの観光アプリとして「ストリートミュージアムアプリ」の提供を開始した。 「ストリートミュージアムアプリ」はモバイル端末の位置情報と連動することで、現存していない城郭などの史跡を、VRコンテンツとして再現する。 解説動画の閲覧やマピオンと共同開発した古地図を表示することも可能で、史跡に近づくと通知するプッシュ機能も備える。 VRコンテンツは現地でのみ閲覧可能で、一度閲覧したものは持ち帰って継続して閲覧できる。 つまり現地を一度は訪れない限り閲覧はできない。 VRコンテンツを背景に記念撮影をする機能もある。 第一弾として江戸城、和歌山城、福岡城、肥前名護屋城、高松城、屋嶋城の6城が公開されているが、掲載コンテンツは今後も拡充予定で、2017年には約50コンテンツを掲載し、10万ユーザーの獲得を目指すという。 コンテンツの可能性は幅広く、ヴァーチャルとリアルを結ぶことで新たな観光のあり方を提示する革命的なツールに成り得るプロジェクト。 例えば関ヶ原で、各武将の陣取りを再現できれば古戦場観光がこれまで以上に分かりやすくなりそう。 城郭は多くの人にとってヴァーチャルとリアルの間を最も補完しやすく、違和感なく受け入れられるテーマともいえるので、スタートコンテンツとしてはいい選択。 古地図との連携が上手くいけば、脳内補完で城下町を散策するようなイメージも可能になるかも。 ラインナップとしては、是非安土城をお願いしたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.09.23 00:32:30
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