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カテゴリ:空中写真・衛星画像
地球の表面、30年前より陸地が増えた(NIKKEI STYLE)
40年以上にわたるランドサットの衛星画像とグーグルアースエンジンを使って、地球のどこが水に覆われ、どこが乾いた陸地になったのかを示した地図の記事。 オランダの独立研究機関である「デルタレス」のゲナディ・ドンチス氏が主導する研究チームがこの地図を「アクア・モニター」として公開している。 地球温暖化が叫ばれる中、氷床の融解により水没する陸地が増えていると思いがちだが、実は陸地が30年前よりもわずかに増えていることが分かったというもの。 端的にいえば、温暖化による氷床の融解VS砂漠化という構図でどちらも進んでいるということなのだろう。 もちろん陸地の増加には海面の埋立などの人工的要因もあるので単純に比較はできない。 画像を見る限りでは撮影した時季やコンディションの影響もありそう。 例えば大河の河川敷などは大きく経年変化しているが、大陸の大河、例えばシベリアの河川や南米のアマゾン川などは撮影時の水量に大きく左右されるのではないか。 広大な水田地帯があったとすれば、水が張られている時季であれば水部と認識されてしまうこともあるだろう。 日本を見ると、東日本大震災で水没した地域があるのが生々しい。 もっとも、多少の誤差はあったとしても、こうしたモニタリングを続けていくことでわかることもある。 有意義な成果であることは間違いない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.09.27 01:17:36
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