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カテゴリ:GIS
犯罪予測システム、全国初導入 京都府警(京都新聞)
京都府警が10月から「予測型犯罪防御システム」の運用を開始する。 同システムは過去の犯罪傾向を分析して性犯罪やひったくりなどの発生を予測して事件の未然防止を目指した仕組み。 システムでは実際に発生した犯罪以外にも、児童らへの声かけ事案や不審者情報などを集約して分析することで事件の発生を予測するとう。 府警刑事企画課が、過去10年分の犯罪データや犯罪学の知見を活用することで性犯罪や車上狙い、ひったくりなどの犯罪を対象に発生日時や地域などを推測することで、起きる可能性が高い犯罪情報が、時間帯やエリアに応じて地図上に表示される仕組み。 情報は1日に数回更新され、府内の警察署や各交番のパソコンから警察官が閲覧することでパトロールや防犯ボランティアの見守り活動などに生かす。 ただし一般市民には公開しないという。 警察もまた役所であり、縦割りになりやすい組織ともいえるので、こうした横断的な情報共有は一定の意義がありそう。 犯罪が予測される地区や時間帯のパトロールを強化することで未然防止を図る狙い。 一般公開は色々考えると難しいだろうが、「このあたりの地区のこの時間帯は要注意」のような情報は何らか形を変えてでも住民も共有した方がいいようにも思わなくもない。 一長一短あって微妙なところではあるけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.09.30 01:08:25
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