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2016.10.11
カテゴリ：測量
GPS基地局、運用開始 花巻市スマートアグリ推進事業（岩手日日新聞）
花巻市で市内３カ所に設置したGPS基地局の運用が9月30日から始まっている。 設置されたのは石鳥谷生涯学習会館と市立宮野目中学校、市立太田小学校で、受信可能エリアは半径約5km。 主として北上川流域における平坦部をカバーする。 これは花巻市が農業振興策として取り組む「スマートアグリ推進事業」の一環。 GPS基地局は、あらかじめ位置の分かっている既知点として、GPSによる位置決定の際の補正情報を提供する役割を果たす。 これにより通常の受信に比べて位置精度が向上することになり、農作業管理がより精密になるほか、将来的な農機具の自動化も可能となり、コストの低減に期待がかかる。 コメの食味・収量なども圃場単位で管理することが可能になり、データに基づく土壌改良なども視野に入れる。 地理空間情報による農業の高度化は各地でさまざまな事例が出てきているが、独自にGPS基地局を設けるようなケースは珍しい。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2016.10.11 03:28:47
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