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カテゴリ:GIS
GIS向け地図データベース「MapFan DB」提供開始 Shapefile/PostGISで毎月更新、日本地図の13言語表記を実現(インクリメントP)
MapFanでお馴染のインクリメントPがGIS向けの新しい地図データベース「MapFan DB」の提供を開始した。 カーナビやMapFanで実績を蓄積してきた同社の地図データベースをエリアマーケティングや防災、行政支援、交通計画など、幅広い分野におけるGISでの利用を視野に入れたもので、データはShapefileとオープンソース空間データベースであるPostGISの2種類が提供される。 併せてオープンソースGISソフト「QGIS」の表示設定ファイルも提供され、GISでは何かと面倒な地図表示の設定が簡単にできるのは便利なサービス。 また、GIS向け地図データベースとしては業界初といわれるデータの毎月更新(年12回リリース)や、地図の13言語14種類表記(日本語、英語、中国語(簡体字/繁体字)、韓国語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語)など意欲的なデータとなっていることにも注目したい。 カーナビでの実績を誇るだけに、道路関連データの充実度も特筆もので、ETC料金を含む有料道路の料金計算用データ、ゾーン30データ、最高速度データ、一時停止データ、大型車規制考慮ルート検索の実現に必要な、総重量、車高、車幅などの各種大型車関連の規制情報を格納したデータベースなども用意されている。 色々な面でこれまでのGIS用データと一線を画しているが、中ではやはり表示ファイルの提供が大きいように思う。 このあたり同社の「地図屋」としての強いこだわりが感じられて嬉しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.11.16 23:05:17
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