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カテゴリ:地図・位置情報サービス
位置情報ゲーム向け地図サービスの提供を開始(ゼンリンデータコム)
ゼンリンデータコムが位置情報ゲーム向け地図サービス「ゲームマップSDK」の提供を開始した。 実際の地図を利用することにより、現実の世界とマッチさせたオリジナルデザインマップを提供することが可能になる。 さらに、同社のクラウド環境によりアクセスが集中した際も滞りなくサービスが提供できることから、ゲームの他エンターテイメントでも力を発揮できる。 サービスの特長としては、時間に合わせた日陰の表示や昼夜の背景、天候など、現実世界で起こっていることをリアルタイムで地図に反映できることや、危険箇所侵入のリスクを排除する立ち入り禁止区域判定機能の実装、さらにはマルチプラットフォームゲームエンジンUnityにも対応している。 ブラウザ、アプリどちらにも対応しており、提供価格もアクセス課金でなく、アプリ・サービスの売上に応じたレベニューシェアが可能。 位置情報ゲームが高い人気を集めている昨今だが、その開発において地図は重要な意味を持ちながら、適切かつ利用しやすいプラットフォームがないという現状に目を向けたサービス。 ブームとなったポケモンGOなどでは、プレーヤーが危険個所や立入禁止個所へ侵入するなどの問題も多発したが、このサービスではジオフェンス機能を利用した「範囲外設定」が可能で、リスクマネジメントの面でも長がある。 また、アドオンなしにブラウザで3Dの描画が可能な他、ヘッドマウントディスプレイをはじめとするVR・ARにも対応しており、多様なゲームをカバーできる。 さらに地図のカスタマイズも自在で、従来地図を利用することで膨らみがちだった初期コストを抑えることで手軽に導入可能である点も売りになっている。 ヴァーチャルとリアルワールドを繋ぐプラットフォームという意味では、ゲームだけでなく広くエンターテイメントに適用できる可能性がありそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.09 01:41:44
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