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カテゴリ:空中写真・衛星画像
グーグル、地球上の川や湖の変化を地図上で視覚化--32年分のデータを公開(CNET Japan)
Googleと欧州委員会共同研究センター(EC JRC)が、地球上の川や湖といった水域について、32年間にわたる変動情報を地図上で視覚化、研究成果として公開した。 研究グループは米地質調査局(USGS)と米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星「Landsat」で取得した約1.8ペタバイトのデータを解析することで、1984年から2015年まで、月単位で地表の水を視覚化(地上分解能30m)した。 成果は水源確保や農業計画、水害対策、気象研究などにさまざまな分野の研究に活用できるように無償で提供している。 解析結果からは、川や湖の細かな変化が一目で分かるようになっており、例えばミシシッピ川のデルタ地帯では、ダムと堤防の整備が進められた結果、上流から運ばれてくる土砂の量が激減したことで1万3000km2もの陸域がメキシコ湾に飲み込まれつつあるという。 また、アジアではアラル海の減退が目立って分かる。 日本ではこれらの地域ほどのスケールではないものの、諫早湾での変化がよく分かる。 研究プロジェクトのサイトでは、解析結果の確認とGoogle Earthエンジン用データのダウンロードが可能になっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.13 01:19:47
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