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2016.12.22
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カテゴリ:GIS
スマホ投稿で街歩き地図、23日体験イベント(佐賀新聞)

地域政策を研究する佐賀大経済学部亀山嘉大教授のゼミ生が企画した「街歩きしながら佐賀の魅力を発信する」イベント。
学生たちが着目したのはGISをベースにした北九州市の地域情報ポータルサイト「G-motty」。
開発者で北九州市職員の塩田淳氏と連携して佐賀版の「G-motty」を今回のイベント用に作成した。
イベントは第1部で学生による趣旨を説明、第2部でまち歩きしながら魅力的な地域情報を収集し、「G-motty」に写真や紹介文を投稿するまでを体験、第3部は塩田氏が登壇して参加者の投稿をスクリーンに投影しながらトークする。

「G-motty」については今年秋号のGIS NEXTでも取り上げたが、北九州市を中心に、庁内ばかりでなく周辺自治体も連携しながら運営されているGIS。
また、自治体だけでなく、民間企業も協力して関わる形で、多目的な地域ポータルとして機能しているのが特長。

また、GISにとらわれず、地域発信メディアとしてWebサイトやモバイルアプリ、冊子やテレビも含めてメディアミックスの形ができている点も優れている。
既に今年春の熊本地震でも「G-motty」を利用したさまざまな情報共有が行われているが、今回の地域の魅力発信のように、多くの人が参加できるプラットフォームとしてのポテンシャルはかなり高い。

こうして少しずつ、周辺地域へと利用者を広げていっているのは自治体発の仕組みとしてはなかなかすごいこと。





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Last updated  2016.12.22 15:09:48
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