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阪神なんば線「淀川橋梁」架け替えへ 「水面すれすれ」堤防高さ足りず線路かさ上げ(乗りものニュース)
淀川下流に架かる阪神なんば線の橋が架け替えられることになったのだが、その理由が橋桁が水面すれすれであり、防災面を考慮してとのこと。 これは珍しいケースなのでは。 阪神なんば線淀川橋梁は、淀川下流に国道43号の伝法大橋と並んで架かる橋で、大正13年に設置後90年以上経過している。 <地理院地図より> 淀川下流部の中で最も低い橋梁であることから、洪水の際に流下阻害の要因となってしまうことや、高潮の際に高さ不足で冠水してしまうなどの問題を抱えている。 高潮に対しては堤防高が不足しているため、防潮鉄扉を閉鎖して対応する形が採られている。 <国土交通省近畿地方整備局資料より> このため、橋梁を挟んだ伝法駅・福駅を含む2.4kmの区間で線路をかさ上げし、橋を架け替える。 新橋梁は8.1mの桁下を確保する。 これにともない伝法駅、福駅もかさ上げして移設される。 <国土交通省近畿地方整備局資料より> このあたりはGoogleのストリートビューで見ると分かりやすいかも知れない。 ただこれ見ると伝法大橋も結構低い。 着工から完成まで15年程度かかるというが、その間に大きな増水がなければいいのだが。 大阪は過去に何度か高潮被害を受けているだけに気になるところ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.01.14 23:54:13
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