|
カテゴリ:地理
子どもが混同しやすい「都道府県」ランキングを発表!(ベネッセ)
ベネッセがアンケートにより、子どもが特に混同しやすい都道府県の組合せのランキングを発表した。 アンケートはWebで全国の小学生の子どもを持つ保護者を対象に行われ、1,867名の回答を得た。 それによると1位は鳥取と島根で、2位を大きく話しているとのこと。 この組み合わせは大人でも間違いが多いのでまあやむを得ないところだろうとは思う。 2位は滋賀と佐賀。 こちらは位置は大きく離れているが、名前が音も漢字も似ていることによる。 3位は愛知と愛媛。 こちらは位置も違えば音も違うにも関わらず、いずれも「愛」の字がつくというだけで混同されているケース。 4位は茨城と栃木。 こちらは名前はまったく違うが、位置が隣どうしで同じ北関東ということで混同されやすいようだ。 関東の子はわりと間違えないような気もするのだが、全国的に見ればどちらがどちらだか分からなくなるのかもしれない。 5位は宮城と宮崎、福島と福井、福島と福岡という組合せ。 じゃあ福井と福岡はないのか?という疑問もないことはないが。 いずれも場所は大きく離れているが、同じ漢字を含むというケース。 宮城と宮崎の場合音も少し似ている。 大きく分けると「場所が隣どうしでどちらがどちらか分からない」「名前の音が似ている」「名前に同じ漢字が入っている」の3パターンか。 隣どうしの混同は大人でもよくあるケースかもしれない。 アンケートは子どもが都道府県をどのように覚えるかという点についても聞いていて、都道府県パズルや部屋の壁に貼られた地図などが主流だが、中には歌で覚えるというケースや高校野球で覚えるというケースもあった。 確かに夏の甲子園などはすべての都道府県が参加するわけだから、野球好きであればいい機会になりそう。 また、今はJリーグのクラブが全国にあるのでこちらも同じように覚えやすそうなものだが、どちらかというと地域のクラブへの肩入れが大きいので案外他のクラブが地理的にどこにあるのかまでは考えが及ばないかも? アンケートにはないが、世界の国ということになればサッカーで覚える子が多いのではないかとは思うところ。 小学生のうちはいかに楽しく覚えるかが大切で、そこが楽しければ色々な地域に興味を持つきっかけになるはず。 そういう意味ではこういう「入口」は本当に大事だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.01.17 01:02:19
コメント(0) | コメントを書く
[地理] カテゴリの最新記事
|