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カテゴリ:地理
山岳展望板、でたらめ20年 「槍ケ岳の北に穂高連峰」(朝日新聞)
朝日新聞に出ていた山岳展望の記載が間違っているという記事。 記事中にも登場する日本地図センターの田代常務理事は山岳展望研究の専門家で、先日も北限とされる福島県の花塚山から富士山が見えた際にも写真を検証している。 記事中の田代氏の指摘にもあるように、いまや地形データと地図ソフト「カシミール3D」で簡単に展望図をつくることができる時代だけに、こうした間違いはさすがにお粗末だ。 その田代氏が昨年、「各地の展望図の記録と、地図ソフトを用いた記載内容の点検・評価」という報告書を上げている。 かつてランドマークタワーの展望台の展望図で高尾山の位置が間違っていたことや、「秩父山地」をピンポイントで表示していた点など、31ヶ所について評価がされている。 指摘を受けて修正されるケースも多いが、東部湯の丸SAの場合は20年放置だったということだから、今度こその修正に期待。 この手の展望図、ジオパークの専門家が関わるといいのではないかと思う。 その場合展望図プラスアルファの効果もありそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.01.21 21:16:23
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