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2017.02.04
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カテゴリ:測量
メガソーラーの測量に向く固定翼型ドローン、英社とテラドローンが提携(日経テクノロジー)

テラドローンがイギリスの固定翼型ドローンメーカーであるQuestUAV社との提携したと発表。
これにより固定翼型機による測量サービスのほか、機体の販売、さらには新機種の共同開発にも取り組むという。

これまでも固定翼(いわゆる飛行機型)の機種は国内でも使われていたが、ドローンの主流はどちらかといえば回転翼(いわゆるヘリ型)だった。

固定翼機の長所は機体の安定性と、搭載可能重要が増えることでより高性能のセンサーを導入できること。
(航空機を使って)広範囲で行われる写真測量のように、コースで飛びながら連続的に撮影していくようなミッションであれば固定翼は強みを発揮しそう。
ただあまり広くなってしまうと今度は航空機による測量とバッティングする(値段的にはドローンが有利と思うが)ようになる。
記事にあるようにメガソーラーや大規模ダムで利用するのは妥当な棲み分けだと思うが、そうしたプロジェクトがどれくらいあるのかで採算ベースが決まってきそう。

逆に回転翼の強みは何といっても小回りが利くこと、とりわけホバリングが可能なところに最大の利点がある。
こちらは広範囲というよりは、ピンポイントな場所をさまざまな角度から撮影・取得するようなミッションで生きる機材と考えていいだろう。

利用者側にしてみれば、ツールは多様である方が選択肢の可能性が広がる点でメリットが大きいのだが、供給側にすれば競争領域でもある。
それぞれの機材が強みを生かしながらどのように棲み分けていくことになるのか興味深いところ。





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Last updated  2017.02.04 16:06:01
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