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「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」が「IEEE(アイトリプルイー)マイルストーン」に認定(ホンダプレスリリース)
ホンダが1981に商品化した世界初の地図型自動車用ナビゲーションシステム「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」が、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers:米国に本部を置く、電気・電子・情報・通信分野における世界最大の学会)による「IEEE(アイトリプルイー)マイルストーン」に認定された。 IEEEマイルストーンは、電気・電子・情報・通信分野において開発から25年以上経過し、地域社会や産業の発展に多大な貢献をしたとされる歴史的業績を認定するもので、自動車業界からは初の快挙となる。 ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータは、移動方向を認識する、いわゆるジャイロセンサーを自動車用に実用化したもの。 走行距離センサーやマイクロコンピューターと連動して、移動方向と移動量から現在位置を算出し、透過型の地図シートがセットされたブラウン管に自車位置と方位、走行軌跡を表示させた。 今でこそ衛星測位や通信、あるいはARなど、カーナビをとりまく技術は大きく進化しているが、「地図上に自車位置を表示させてナビゲーションをする」という発想が形になったからこそ実現したものであり、そのパイオニアとしての功績が評価されたのは名誉なこと。 思えば実用化が近づいている自動運転もこの延長線上にあるわけで、技術の進化の早さには驚くばかりだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.04 03:06:55
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