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2017.03.21
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驚きの実話映画に、25年間迷子の男がグーグルアースで再会(AFP)

5歳の男の子がインドが長距離列車で眠り込んでしまったことで迷子になり、タスマニアで養父母に育てられるが、25年後にかすかな記憶を頼りに、グーグルアースを使って故郷を探すという映画「ライオン~25年目のただいま〜(LION)」。
これが実話に基づいているというから驚きだ。

インドからどういう経緯でタスマニアなのかは本編を見てみないと何ともいえないが、いい養父母に巡り合えたのだとすれば、それは幸運だったということでもある。

それにしても記憶を頼りにGoogleEarthで探すというのは相当な空間認識力がないと難しいはず。
というのも、5歳の記憶であれば当然子どもの目線での風景であり、それを空からの景観に頭の中で変換することは決して容易ではない。

自分に置き換えて考えてみても、5歳の時に見た景色で記憶に残っているものはかなり断片的で、それを空から見て探せるのかと言われれば多分無理だ。
ストリートビューのようなサービスを組み合わせればあるいは、とは思わなくもないが、そもそもストリートビューに至るまでその場所を空から推測しなければならないわけで、まして25年間の経年変化もあるし、記憶も徐々に薄くなる。
それをGoogleEarthだけで見つけるのはやはり奇跡と言うほかない。
まあだからこそ映画になったともいえるわけだが…





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Last updated  2017.03.22 00:59:15
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