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カテゴリ:地図・位置情報サービス
「Yahoo!地図」アプリがフルリニューアル、「Yahoo! MAP」に生まれ変わります!(Yahoo!地図ブログ)
4月24日、「Yahoo!地図」アプリがフルリニューアルにより、新たに「Yahoo! MAP」として生まれ変わった。 というよりこのニュースを知らずにいて、気づいたらiPhoneのホーム画面のアイコンが変わっていた。 アプリを起動すると下側に5つのアイコンが表示され、タップするとそのジャンルで現在地近くの候補が写真入りで表示される。 表示されるジャンルは昼夜の時間帯等で最適化されているようで、表示領域を上に引き上げるとすべてのジャンルの中から選択することができる。 また画面の一番下の「おでかけ」アイコンをタップすると、現在地周辺のグルメ情報や、週末のおでかけにお薦めの最新スポット情報が表示される。 従来の地図アプリからキュレーションアプリに寄った印象を受ける。 地図としては徒歩での道案内を見やすくシンプルに改良している。 ルート沿いにあるお店や施設のみを表示して余分な情報をカットし、曲がり角が近づくと『○○を右にまがる』といった吹き出しが表示される。 これまでのYahoo!地図の売りであった「雨雲レーダー」や「混雑レーダー」は継続、アンドロイド版ではGPSの届かない地下街などでも現在地がわかる地磁気による「屋内測位」も引き続き利用できる。 一般ユーザーが求める方向性はキュレーションなのかもしれないが、やはり地図アプリとしての位置づけが薄れていくのは正直寂しく感じる。 もちろん機能が十分にあればそれで用はなすわけだけど… 位置情報系のアプリは総じてそうした方向に収束するのかも知れない。 (最近使っていなかったのこともあって)慣れもあるだろうが、地図のデザインも少し違和感がある。 特に拡大するとGoogleマップっぽいデザインに感じてしまうのだ。 何でだろうと思ったら、道路縁が弱い。 従来ヤフーの地図デザインがGoogleともっとも違っていたのは道路縁の強さだった。 これはGoogleマップがストリートアドレスの国発の地図であるため、道路はあくまでも「線」(を太らせたデザイン)であるのに対して、かつでの国内地図の雄であったアルプス社の系譜を引くヤフーの地図は街区制の日本に馴染む「道路縁と面」で道路がデザインされていた違いによる。 現在でもPCで見るWeb版のYahoo!地図では「強い道路縁」は健在なので、アプリとはデザインを分けているようだ。 機会があったら是非比べてみて欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.04.25 00:43:10
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