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カテゴリ:地理
やはり「丹波」? 篠山市→丹波篠山市に変更検討(神戸新聞NEXT)
兵庫県の篠山市が市名を「丹波篠山市」に変更する方向で検討を始めているという驚きのニュース。 合併等の異動もなく市の名称を変更することは珍しいのではないか。 篠山市は1999年4月1日に旧多紀郡篠山町・今田町・丹南町・西紀町の4町が合併し市制が施行された。 旧丹波国ではあるが、篠山盆地に立地している点や、篠山町が旧篠山藩の城下町であったことを考えれば、市制施行にあたり「篠山市」を名乗ったことは極めて自然だったように思える。 一方で篠山市の特産品である丹波焼や丹波栗などが4月に日本遺産に認定されながらも、隣接する丹波市で作られているように誤解されるなどの混乱が生じているという。 丹波市は2004年に氷上郡柏原町・氷上町・青垣町・春日町・山南町・市島町が合併して発足している。 その際に、ブランド力の活用などを理由に、公募で最多得票の「氷上市」でなく、応募数では2位だった「丹波市」としたことに対して、地元はもちろん、周辺自治体も含めて強い反発を受けた経緯がある。 市長は「市名変更は前向きに検討を進めたい」としており、丹波ブランドの強みを市名にも生かしたい意向だ。 正直第三者から見ると「おいおい」と思ってしまうような市名変更だが、地元産業への経済効果を考えればやむを得ない事情であることも分からなくはない。 地名がブランド化しすぎて一人歩きしてしまうのも考えものなのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.19 00:58:41
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