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津―中部空港 高速船利用1万5700人増(読売新聞)
三重県津市と愛知県の中部国際空港を高速船で結ぶを「津航路」の2016年度の利用者が、前年度と比べて約1万5700人増加したという記事。 同年志摩市などで伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)が開催されたことや、この年の12月に松阪と中部国際空港を結んでいた「松阪航路」が休止したことで、1~3月にそちらの利用客が津航路へ流れたことなどが影響したとみられている。 津航路は2005年に中部空港と津なぎさまちを結ぶ形で運航が開始され、津市や県が総事業費約66億円をかけて高速船の新造や、新港・津なぎさまちの整備に充てた。 津なぎさまちには旅客船ターミナルのほか、賑わい施設「BaySeaSky(ベイシスカ)」が立地する。 陸路では鉄道で名古屋経由で約1時間半かかるところが航路では伊勢湾をショートカットする形で45分。 中部国際空港から伊勢神宮方面への最短ルートになる点は大きな強みだが、記事にあるように安定した収益を維持するためには、津なぎさまちそのものの魅力を高めることで、このエリアに人を呼び込むことも重要になる。 また、航路の周知を強化することで、紀伊半島方面から車で津なぎさまちへ来て、パークアンドライドで津航路をで中部国際空港へ向かうような利用者を増やしていくこともできるのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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