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カテゴリ:交通
ウーバーの新価格モデルの背後にある経済学(BLOGOS)
ウーバーが料金計算の方法を変えようとしている。新システムでは、顧客の行き先が富裕層の住む郊外の住宅地かどうかなどの要因に基づいて顧客が「支払う意志のある」料金に変更する。この変更は穏やかな怒りをもって迎えられているが、「価格差別」と呼ばれる慣行は実際、一般的によく行われている。 これは興味深い試み。 価格差別を顧客が受け入れるのか、「支払い意欲の差」と記事では表現されているが、そういう感覚が社会の中で一般化するとすれば、世の中は変わっていくのかもしれない。 「経済理論は一定の条件を満たせば社会全体が恩恵を受ける」というこの仕組みが経済のシステムそのものにも影響を与えることになりそう。 ウーバーの取り組みは消費者の待ち時間の削減につながるといわれており、そうなれば価格差別が社会全体のメリットを生むというわけだ。 ウーバーの価格差別は行き先とう地理的な条件をベースにしている点もユニーク。 もちろん、こうしたウーバーの出方は、ライバルであるタクシー会社にもチャンスを生み出すことになる。 果たして顧客の反応はどうか、気になるところである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.06.19 22:03:05
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