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カテゴリ:文科省未検定「新しい旅行」
この日記は前日からの続きとなっておりますので、
まだの方はこちらからご覧下さい。 御用納めの早朝を伊良湖岬で迎えた私。 これから船に乗ろうにもまだ2時間近くある。それ以前にターミナルが開館していないので、寒風の中をバスのりばで堪えねばならない。 もう我慢できないので、豊鉄バスの豊橋駅ゆきで帰ることにした。単に盲腸線を折り返す結果になってしまったのは芸がないが、この寒さには堪えられない。 朝日を浴びて凛々しくさえ見える、伊良湖岬7:24発豊橋駅前ゆき。 昔は特急バスなども走っていたが、いまではこの在来型車のみの運行である。 豊橋と伊良湖岬の路線はほぼ毎時1本、鉄道線と連絡する伊良湖岬と田原駅を結ぶ区間便もあるので、本数的には毎時2本は豊橋と伊良湖岬を結んでいるといっていい。確かに東京とを結ぶ夜行便は廃止だけども、そんなに不便になったわけではないのである。 とっくに冬休み、もう御用納めだというのに渥美農林高と田原高の生徒が保美から続々と乗車してくる。観光路線としての役目はひとまず置いといても、しっかり"本線"として通勤需要に貢献している。途中の三河田原駅からは豊鉄の電車線にも乗り換えられる。愛知大学豊橋学舎などへ向かうには、むしろ電車の方が便利かもしれない。 往路の夜行伊良湖岬ゆきは、豊橋駅の手前まで目覚めることはなかったけど、これは前日の上京する日が夜勤明けだったから爆睡してしまったのである。とはいえ深い眠りではなかったようで、この豊橋ゆきのバスの車内でもつい寝てしまい、植田車庫前を過ぎたあたりから豊橋駅の直前までの記憶がない。バスはほぼ定刻どおりの到着だった。 およそ90分の所要時間で運賃は1,470円。なかなか乗り応えがあるが、この距離と時間を在来型の路線バスでというのは、慣れない旅行者にはツラいだろう。とはいえ観光路線としての使命は一巡している気もするので、乗り心地のよいハイデッカーな車両を求めるのは愚問なのかもしれない。 つくづく惜しい路線を失くしたな、とは思う。 とはいえ、あの夜行便で伊良湖岬の到着は早すぎる。 しかし、前日のような"救済"シーンを目の当たりにすると、せめて豊橋駅止まりにはできなかったのかな・・、とも考えさせられてしまうのであった。 豊鉄バスには、このような旧塗装色の車両も走っている。 このほかにも豊鉄は路面電車の存在を忘れてはいけない。旧名鉄岐阜市内線の車両も、まだまだ現役で活躍中だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 1, 2006 07:32:00 AM
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