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【仮店舗】鳥獣ギグ#

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うきぐも(昔の名はほっけ)

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カテゴリ:いまむかCD
アナウンサー列伝シリーズも今回で4回目。

今回はじめて男性アナウンサーを取り上げますが、売れっ子当時に病魔に侵され、人気絶頂のままこの世を去った、あの名アナウンサーのリリースしたCDを取り上げてみます。

vidl30
TITLE:流星のごとく
ARTIST:逸見政孝
RELEASE:1990/08/21
CD NUMBER:VIDL30
LABEL :VICTOR

ACQUISITION(入手容易度) :☆
STUPIDITY (バカバカしさ):☆
CURIOSITY (ヘンテコ度) :☆

そうです。彼はテレビ局内で進行性の胃がんであることを告白するという、いうなればセンセーショナルな記者会見で話題を集めました。そして、その記者会見からわずか3ヶ月あまり後にこの世を去ることになろうとは、思いもよりませんでした。

私にとっての逸見氏は、「夕焼けニャンニャン」というバラエティ番組で、夕方6時からのニュースの予告を5時台終わりに、その「夕ニャン」レギュラー陣と軽妙なクロストークをするのを見たのが最初かもしれません。実は逸見氏のレコードデビューはその頃で、『眼鏡をはずした恋』というタイトルの、いうなれば加山雄三氏の『君といつまでも』風な曲でした。残念ながらCDや音源が存在しないため今回は紹介することができませんが、後にリリースするCDシングル2枚を今回はご紹介することにします。

上記1枚目のCDはマツダ西ドイツNo.1キャンペーンCFソングというわかりにくいタイアップでしたが、逸見氏本人も「マツダのクルマは売れてるんですよ!」といったコメントを言いながらCFにも出演していました。フジテレビからフリーに転向後、あの名クイズ番組「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」でアナウンサーや司会者という枠にとどまらないパーソナリティを発揮し、まさに円熟期を迎えていた頃のCDリリースだったといえます。

この逸見氏のCDもオリコン100位以内にランクしていないのですが、あまりTVでのCM放映回数は多かったとはいえません。ちなみにこの楽曲のプロデュースは、「鉄骨娘」(歌:鷲尾いさ子)や「バスクリン」の『裸の王様』(同:渡瀬恒彦)でおなじみの東京バナナボーイズ。あまりヒット曲とは縁のないクリエーターチームのように見えますが、「彼らの創るウタを聴いてない日本人はいない」というぐらい、実はメジャーなユニットだったりします。

pidl1032
パイオニアのロゴも懐かしいですが、2003年10月からジェネオン エンタテインメント株式会社に社名変更しています。
TITLE:ナイスチョット
ARTIST:夜も一生けんめい's(杉本彩&逸見政孝)
RELEASE:1991/09/25
CD NUMBER:PIDL1032
LABEL :PIONEER LDC

ACQUISITION(入手容易度) :☆☆
STUPIDITY (バカバカしさ):☆☆☆☆
CURIOSITY (ヘンテコ度) :☆☆☆

そして2枚目は、のちに「夜もヒッパレ」へとそのDNAを継承することになるバラエティ番組『夜も一生けんめい。』の司会であった逸見氏と、アシスタントを務めた杉本彩女史による単発ユニットのCDです。カップリングには番組でもおなじみだった岩本恭生氏によるイミテーションバージョンが収録されています。関係ありませんが、作詞と作曲がそれぞれ長戸大幸氏と織田哲郎氏というビーイングコンビにもかかわらずレコード会社がパイオニアLDCだったというのは、きっとパイオニアが番組の冠スポンサーだったからという事情に違いありません。ちなみにこちらのオリコンチャート最高位は85位、100位以内在位3週、売上9000枚だそうです。いずれにしても、(ジャムクリームの『19番目のタンゴ』にも匹敵する)ゴルフ用語を羅列しただけのはっきりいってとても「一生けんめい。」やっているようには感じられない曲ですが、たかが9000枚とはいえ買う人がいたんですね(ちなみに私は、先月中古屋で仕入れました)。TVのチカラってスゴいです。

レコードデビューから通算して彼には3枚のディスコグラフィーが存在し、お世辞にも上手とはいえない歌唱力ではありましたが、けしてイヤみなものではありませんでした。“どこか憎めない”音痴、とはよくいったものです。

彼が生きながらえたとして、次のシングルが出る可能性は低かったかもしれませんが、ぜひとも六本木男声合唱団には入団してほしかったなと思います。

嗚呼、噂供養。合掌。





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Last updated  Jun 24, 2006 03:05:53 PM
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