徹底比較◆コアラvsウサギ
すっかり、忘れていました。というか、頭ん中にこのCDがリリースされた事実がインプットされていませんでした。んで、この日記をしょっちゅう見てくださっている奇特な方からメールをもらい、「あんな(ケータイに取り込んだ)動画があるくらいだから、当然ご存知でしたよね?」と言われる始末。残念ながら、このメールをもらうまで、まったく知らなかったのであります。こんな日記サイトを主宰している筆者自らを恥じ、一軒目のCDショップ「す●や(豊田市内某店)」へ立ち寄るも・・・、「売れてしまいましたねぇ」の一言。こんなCD買うヤツ、居るんやなと感心しながら二軒めのあった「ナ●ショー」付近(だいたいこのあたり)へ向かうも、すでに動物病院に転業(涙)・・。こうなったら、もうヤケクソ。昨年このCDを買った店に直行。すでに経営者は変わっていたけれど、そこはCDショップとして存続していたことは知ってましたとも。同じ轍は踏みません。ところが、"ハ行"で探しても、いっこうに見つかりません。たまりかねて、一軒めでプリントアウトしておいたレシート様式の予約票を店員に見せ、「これ、在庫確認していただけます?」と尋ねると、CMソングコーナーというカテゴリのゴンドラに2枚だけ置いてあったのを発見。捕捉成功であります。TITLE:ハナコアラの見直しマンボARTIST:ハナコアラRELEASE:2005/05/25CD NUMBER:KDCM0040LABEL:SCITRON(Dist. by KING)ACQUISITION(入手容易度):☆☆☆☆☆(新譜♪)STUPIDITY (バカバカしさ):☆☆☆CURIOSITY (ヘンテコ度):☆☆☆ライナーには振付けも別ページにはハナコアラと、新参キャラ"コアラッパー"の紹介も付録のハナコアラシールそういえば、替え歌募集やってるけど、パート2出るんかいな(笑)ようやく手に入れた「ハナコアラ」(以下コアラ)。よくみると、正月にここで取り上げたNOVAウサギ(以下ウサギ)のCDと同じ、サイトロン・デジタルコンテンツからの発売のようです。そこで、CMソングから派生したCDという共通点から、この2枚を比較してみました。1.値段ウサギの1,680円に対して、コアラは1,260円と価格だけをみればコアラに軍配があがりますが、ウサギの方はエンハンスドCD、すなわちエクストラトラックにMPEG1でプロモーションクリップが収められています。コアラにはこれらの特典映像がありません。ネットでDLすればよいのでしょうが、面倒臭いですね。ましてや子供騙しのシール程度では、民主党の会合に電波少年の一団がアポなし突入をした際に女子大生がのたまったコトバを借りて、承服できませんの一語に尽きます。2.トラック数ウサギは7、コアラは5であります。お約束のリミックスバージョンはウサギがHipHopやTechnoなのはいいとして、コアラはサンバのみ。以前CMソングではこちらでも学習したとおり、企画性がとっても安易です。サンバときてマンボでは、あいた口がふさがりません。ただし、ウサギの"CM Original"バージョンは3分以上にわたりあの4小節のフレーズが延々と続くので、修行の身でもない限り聴き続けるのは苦痛以外の何者でもありません。3.社会貢献度ウサギの介在しないCMでは、かつての日本の総理大臣の英語スピーチの資料映像まで駆使しているにもかかわらず、ウサギ自身は「まったく英語をしゃべらなくても英会話スクールのCMに寄与できる」という点で(英訳キャプションありのCMも一部存在)、視聴者に自信を与えました。しかしコアラは違います。CDの売上げのうち、そんぽ24の使用許諾権の対価相当額を日本赤十字社に全額寄付するという壮大なる社会貢献度。これと比較すれば、ウサギの貢献度はごく一部の英会話初心者に限定されることは自明であります。4.その他ウサギの時の販売元はソニーミュージックでしたが、コアラはキングです。発売元のサイトを詳しくみてみますと、コンテンツによって販売元が異なっているようです。かつてはポニー・キャニオンも担当していたことがあります。まったくこの対決とはかんけーないんですが、このCD BOX、20年前ゲーマーだった私にとっては欲しい作品ですね~(涎)。結論から言えば、両方ともおよそ民放FM局でオンエアするに堪え難い楽曲でしょう。ハナコアラはまだリリース後間がないので入手はきわめて容易(なはず)。正々堂々とCD屋の店員に「ハナコアラのCD、クダサイ!」で通じなきゃウソです。通じなかったら店内を「見直し」ましょう(当然、ダンスも可。ただし、周囲はヒくでしょなぁ)。ちなみに、私が最後に寄ったこのお店には・・・、今年も並んでおります!おいでんのCD!!こちらの入手も、お早めに・・・。