Jean Boillot Puligny-Montrachet 1er Cru Clos de la Mouchère 2000
ジャン・ボワイヨ Jean Boillot のピュリニー・モンラッシェ一級クロ・ド・ラ・ムーシュ Puligny-Montrachet 1er Cru Clos de la Mouchère 2000。この頃のジャン・ボワイヨのワインは既に代替わりしてアンリ Henri 氏がつくっており、名義も2005年物からはアンリ・ボワイヨとなった。クロ・ド・ラ・ムーシュはペリエールのサブ・クリマで、ジャン・ボワイヨのモノポール。2011年物までは10,000円しない価格で買えたので、結構買って飲んでいた。このワインは2020年にセット物で売り出されていたのを見つけて購入したもの。1995年物以降のブルゴーニュ白はプレマチュア・オキシデーション premature oxidation の問題があり、開けてみたら酸化して終わってましたというリスクがついて回るのだけど、2020年時点の価格としてはお買い得だったので思い切って買ったもの。状態は良好で、ちょうど飲み頃。色調は熟成を感じる濃い目の金色。ハチミツ漬けの白桃、モカの香り。ミディアム〜フル・ボディ(アルコール度数表示は13.5%)で、バタール・モンラッシェを思わせる素晴らしいワイン。コルクは50mmの長さで品質は普通。かなり上部までワインの染み込みが見られ、もう長くは持たない感じ。