殺戮にいたる病
永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。
スプラッターとか割と好きだけど、
その私が途中で読むのを躊躇するほど
グロいシーンがあります(・∀・;)
「犯人」もいかれているけど、
登場人物のほとんどが、
どこか精神を病んでるところがまた痛々しい。
色々な意味で、
一級品のサイコホラーだと思います。
といいつつ、★は満点では無いのだけれど・・・
理由は、ネタバレの感想へ。
真犯人が学生と思わせておいて
実はその父親が犯人というラストは、
割と好評のようなのですが、
私としてはちょっと無理があるかなー?
と思いました。
それよりも、せっかくここまで
狂気ともいえる殺戮を描ききったのだから、
最後は母親を惨殺しているというラストで
締めくくって欲しかったかな(・∀・;)
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