テーマ:サッカー Jリーグ♪(3952)
カテゴリ:サッカー
試合の立ち上がり、大宮が実に不安定だった。
パスはほとんどつながらず、最終ラインからのロングボールもただ前へ蹴るばかり。 対する磐田は、ようやく怪我から復帰した前田が前線でキレイにポストプレーをつとめ、相方のカレンが精力的に動いてボールを引き出し、トップ下のジウシーニョのキープと村井の攻め上がりからリズムをつかんでいく。 前田は絶好機でシュートを枠に飛ばせず、コンディションはまだまだか、と思わせたが、ジウシーニョからのクロスを右に流れながら完璧に頭で落とし、カレンがこれをダイレクトで叩いてあっさりと磐田が先制点を奪った。 先制されても大宮の出来の悪さは変わらず。デニスマルケスの強引なシュートがみられるのみ。前半は完全に磐田のペースで終了した。 後半、流れを変えたかった大宮だが、ぽっかりと空いたスペースにジウシーニョが入り込んできて追加点をゲット。 0-2となり、苦しくなった大宮、有利になった磐田。 一方的な試合になるかとも思ったが、そこはさすがに下位に沈む磐田。 ディフェンスでミスが出て、富田に見事な胸トラップからシュートを決められ、1-2とされる。 大宮はこの勢いを加速させるべく、藤本に変えて新戦力、ラフリッチを投入。 このラフリッチ、身長が190もあり、大宮もラフリッチを狙ってボールを放り込んでいく。 大宮はボール支配率を高めていくが、ここでブレーキとなったのがデニス・マルケス。ボールをキープできず、失う場面が何度か。 試合終了間際、大宮はセットプレーからラフリッチのヘディングでゴールネットを揺らすものの、これは実に怪しいオフサイドを取られ、ここで万事休す。 最後は、磐田がなんとか逃げ切った形となった。 前半、大宮の出来が悪かったと書いたが、磐田の前線からのプレスが良かったかもしれない。カレン、前田、ジウシーニョ、村井が効果的にプレスをかけ、大宮のバックパスを何度も誘っていた。 前田のポストプレーは素晴らしく、それに伴ってジウシーニョやカレンの動きも活性化していたようにみえた。磐田はここまで低迷しているが、前田とカレンが怪我なくやれるのなら、降格争いから抜け出すのはそう難しくないかもしれない。 トップページへ戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年07月12日 21時19分09秒
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