救急車に乗せてしまった・・・
昨日、もう一日が終わろうとしている頃、事件が起きた。(ちょっと痛い話なので苦手な人はスルーして下さい)食卓の上に日本酒の1升瓶(パパの)が置いてあって、私が椅子に乗せていたママバッグを取ろうとしたときにぶつかって、1升瓶が床に落ちて割れた。「うわーっ!」と驚いたのもつかの間、足から血が流れてきた。リビングにいたパパも音と声にびっくりして駆けつけた。「!!!どうしたの?何があったの?!」「瓶が落ちて割れて・・・とにかくたいへん!」「血を止めなきゃ!」「破片をユーリが踏んだら大変!片付けてーー!!」「あ、パパも踏んだら危険だからスリッパ履いて!」パパが片付けてくれている間にも血はどんどん流れてくる。足の小指を切ったみたい。自分では動けないので、パパに包帯を取ってもらって土踏まずのあたりをギュッと縛る。椅子の上に足を乗せてじっとする。「救急車呼ぶか??」パパはもうお酒飲んでて運転できないし、早いうちのほうがいいだろうということで結局救急車を呼んだ。ユーリは夕方へんな時間に寝ちゃったので、事件のときは起きてて、もうおっぱいを飲んで寝よう、というときだった。「ふえーん」眠いし、お腹も空いたし、ぐずってきた。救急車はすぐに来てくれて、パパもユーリを連れて同乗することにした。「ユーリに上着着せて」「麻酔打ったらおっぱいあげれなくなるかも。粉ミルクと哺乳瓶を持っていって」子供のことはあれこれパパに頼んだものの、肝心のお財布と保険証は一番最後に気づいた。ユーリは救急車の中でパパに抱っこされていた。もう眠いはずなのに眠れない様子。10分ほどで病院について、私はそのまま処置室に運ばれた。私が処置してもらっている間、廊下からユーリの泣き声が聞こえてきた。聞いたこともないような激しい泣き声で、泣き止まない。先生は手際よく30分くらいで手当てをしてくれた。・・・5針縫った。。。廊下に出ると、声だけ聞こえてくるが、ユーリの姿が見えない。少ししてパパがユーリを抱っこして戻ってきた。「ぎゃーん、うわーん。」まだ泣いている。「ごめんね。眠いし、お腹すいたよね。ごめんね。」パパからユーリを受け取って抱っこすると、泣き止んだ。部分麻酔なのでおっぱいあげて大丈夫でしょう、と先生が言っていたので、ユーリにおっぱいをあげる。こういう状況だと人目があまり気にならなくなってくる。泣きはらした顔をして、ごっくん、ごっくんとおっぱいを飲む。パ「お腹空いてたのかな」私「うーん、でも3時間半くらいしか間隔あいてないから騒ぐほどじゃないと思うんだけど」パ「目からぼろぼろ涙流してさ、あんなに泣くの初めてみたよ」私「うん、すごい声だったよね」パ「ママのこと、心配してたよ。なんか不安そうな顔してすごく怖がってたよ」そっか、お腹空いたり眠かったりだけじゃなかったんだ。ただならぬ様子を感じ取ってたんだね。驚かせてごめんね、ユーリ。パパも明日会社なのに夜中にごめんね。こんな小さいのに救急車に乗せてしまいました。でもユーリの怪我じゃなくてよかった。私は1週間後の抜糸まで傷口濡らさないように、とのことなので、多少生活に不便はあるものの、育児ができないほどじゃなくてよかった。とにかく人騒がせな一晩でした・・・。