|
全て
| カテゴリ未分類
| 妊娠・出産・育児
| 猫
| お買い物
| 食べ物
| in 街
| 日々のこと
| ダイヤブロック
| 恐竜
| 忘れたいのに思い出しちゃうこと
| 夫
| 健康
| Thailand
テーマ:暮らしを楽しむ(388514)
カテゴリ:日々のこと
前に住んでいた家では、MI●Aの鍵でした。
比較的簡単な鍵ってことで、防犯面では好まれないと評判の一番イージーなやつ。 うちは築50年以上の古家で盗みに入ってみたくなるような裕福な印象は皆無(笑)、 どうせろくに金目のものもないことだし、まあこんなもんだろうと思ってました。 しかし、これはこれで、いいこともあった・・・のですよ。 単なる結果オーライなのですが、どなたかのお役に立つかも?と思い、日記に綴ることにしました。 晩秋のある日のこと。 仕事から帰宅するや否や、子ども達が興奮してお出迎え。 (心の声:・・・今日は何をやらかしたのかしら) とりあえず声をかけると、それはそれは気まずそうに 子ども達「あのね! 鍵がねっ、折れた!!」と驚きのハーモニー。 折れた? 鍵が? なんの。 見せられた鍵(合鍵)がこちら。 ↓ ↓ ↓ はぁっ!? なぜ、なぜこんなことに。 詳しい事情は端折りますが、このようにポッキリいっちゃったわけです。 先端部分は鍵穴の中。 子「どうしたらいいの」 こっちが聞きたいわ! 疲れてるのにー。 お腹空いてるのにー。 明日も仕事あるのにー。 お金ないのにー。 途方に暮れてその場でうずくまりたい気持ちになりましたが、一応おとななので冷静さは 取り繕い、一旦入室。 鍵は折れたものの、奥に刺さった状態だから差し込んで回せばとりあえずドアは開くのよ。 折れた場所が悪かったら無理だったかもしれない。不幸中の幸い? さてと。残ってる鍵の頭を眺めながら、考えられる限りの手段を洗い出すことに。 ・・・ねぇ?この白いの何よ。この先っぽについてるやつ。 子「アロン」 え。瞬間接着剤、ですよねアロンといえば。アロンアルファ様。 子「くっつけて取り出せると思って」 いや、一番先に思いつく手立てはそれだろうけど、母に報告相談するまえになんでやっちゃうかなそれ。 下手したら刺さったまま抜けなくなるよね。あかんて。こりゃこりゃ。 ペンライトをかざしてみても、鍵穴の中がいまどうなってるかなんて見えず。 もう外暗いし、シリンダーのギザギザが邪魔してるしもうどうしようもない感じ。 業者呼ぶか? たしか来てもらうだけで五千円以上かかるって聞いたことある。 鍵交換となるとプラスいくらよ? そんな余分なお金ないし、あってもこんなことのために払いたくない。絶対嫌だ。馬鹿馬鹿しい! んーーーーーーーーーーー、よし、自分でなんとかしよう。 ネットで見つけた一通り実行可能な手段は試したけれど、無駄そのものだったので、確実な最終手段に踏み切ることに決定。 その手段とは、『分解』。 極細のドリルのようなもので中の鍵を粉砕したりフックを作ったりする手法を紹介しているサイトも見つけたのですが、自分みたいな素人には無理でしょーと断念。 失敗はできん。 取り掛かってから復元までの全ての作業が完了するまで、わずか30分。 無事に取り出しに成功。 ↓ ↓ ↓ 悩んだり小手先技を試した時間、おおよそ1時間半。 はじめっからさっさとやっときゃ良かったね私。。。_| ̄|○疲れた~。 玄関内側からひとつひとつ手順をこなしていけば、(ハンドルタイプのドアの場合)そう難しくありません。 【今回使用したアイテム】 ・プラスドライバー ・小さめの箱(ねじや部品の一時置き用) ・竹串(シリンダー操作用) ・サンダル片方(作業中にドアが閉まらないようにするために使用) ・古タオル(お手拭きor埃払い用) 迷ったのですが、今回は詳しい写真のUPは見送ります。理由はお察しください。 少ない写真でもカンの良いひとならできちゃうことでしょう。 偶然同じドアをいじらなきゃならない人は滅多にいないと思います。 失敗しないポイントは、作業開始前と開始後のひとつひとつの動作ごとに細かく写真を撮っておくことです。 そうすれば部品の向きがわからなくなったときに見返せるし、作業の手順ミスは防げます。 抜いたねじは順番通りに並べておくと後半作業が正確に行えます。 【大まかな手順】 1.作業中にドアが閉まらないように、サンダル等(目的を果たせればなんでもOK)を玄関に挟んでおく。 ※これ忘れると、ハンドル抜いた後にドアを開けられず、一旦ハンドルを元に戻す不毛な手間が発生します。 2.玄関ドアの内側のハンドル固定用ねじをカバーから順番に全部外す。 3.内側のハンドルを引っこ抜く。 4.外側のハンドル固定用のねじがあれば全部外す。このときハンドルが落下しないよう注意。 5.外側のハンドルを抜き出す。 6.鍵穴固定用のねじ順番に全部外す。このとき鍵穴が落下しないよう注意。 鍵穴を裏から見た状態。 7.鍵穴のシリンダー固定用ねじを全部外しプレート(上端に映ってるやつ)を外す。 シリンダーのカバー(右側の筒型の)も全部外し、シリンダー本体のみ抜き出した状態(中央)。 ↓ ↓ ↓ 8.あとはシリンダー本体のこのギザギザしている部分を少しずつ竹串でちょいちょい突いて、折れた先端部分の取り出し作業。これが一番時間がかかりイライラするところ。 でも落ち着いて構造を理解しようとしながらやればどこを突けばいいかコツが掴めるので、じっくりやるつもりで取り掛かりましょう。 9.取り出しに成功したら、残りは手順をさかのぼって行い鍵穴を元に戻すだけです。 差し込むねじを間違えなければあっさり終わると思います。 左側に映ってる銀色のが鍵穴の外枠なんですけど、その周りの黒い粉、シリンダー内部に溜まってた埃なんですよ。。。全部で小さじ一杯くらい入ってました。ビックリ★さすが築うん十年の家(笑)。 結局のところ、この埃のおかげで、子どもが突っ込んだ瞬間接着剤がシリンダーにくっつかずに済んだんですけどね。この埃が無かったら多分いくらやっても取り出せなかったと思う。ラッキ♪ ディンプルキーとかだったら諦めるしかなかったので、自分で対処できてホッとしました。 終わってみた感想としては、「気合でなんとかなるじゃん!」と達成感でいっぱいでしたが、それは私がシリンダーの構造をたまたま知識として持っていた(最近TVのピッキング特集を観た等。あくまで素人範囲ですが。)ためにできる気持ち強かっただけで、一般の人はわざわざやってみることじゃありません。決して。 なので、更に面倒な展開はお断りの方は素直に業者さんを頼りましょう。 手順通りにやってみたけどできないじゃん(怒)!等の苦情はお受付いたしかねます。 悪しからず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/01/25 07:26:32 PM
コメント(0) | コメントを書く
[日々のこと] カテゴリの最新記事
|
|