chocolate babe

私が嫉妬を感じる時。それはお金にまつわる話をされた時。

例えば…

『誕生日にダイヤの指輪もらっちゃったよ』

『ロレックスを売ったらいい値段で売れたよ』

『時給を××××円にしてもらったよ』

『今日○○のバーに連れて行ってもらったよ』

『家をリフォームするんだ』

全てこれって他人の幸せだよね。それを聞いて心から喜べない私。なんて嫌な女…。口では「いいねー♪よかったねー♪」なんて言って笑って見せても、実際は「何で私には縁がないんだろ…。くっそー！！」なんて思ってしまう。

特に女として生まれたからには、やっぱり男に貢いでもらいたいって思ってしまうよね。

今の私の男は全くお金を持ってない。クリスマスに何かプレゼントを貰った記憶もないし、誕生日に何かプレゼントを貰った記憶もない。旅行に連れて行ってもらった事もないし、ステキなバーに連れて行ってくれた事もない。車も持ってないし、服だって２、３着しかない。生活費もろくに払えない。

でもそんな男を選んだのは私。男の母親にも「この子は何にもないのにどうして一緒にいるの？」と疑問を持たれた。

実際、お金がなくても素晴らしい性格の持ち主な事は確かだし、誰にも負けない大きな温かいハートを持っているのも確か。だからお金がなくったって、プレゼントくれなくったって大丈夫！幸せになれる！！って信じていた私。

過去の私の男達はお金を持っている人も数人いた。ブランド品をプレゼントしてくれたり、記念日でも何もない日に指輪をくれたり、靴をくれたり、１年に何回も海外へ飛んでしまったり、色んな場所に連れて行ってくれたり、新車を乗り回していたり、新築に住んでいたり、色んな服を持っていたり。

お金のある中で生活していた私。でもお金を持っている人とずっと一緒にいる事ができなかった。なぜ？好きという気持ちがどちらかになかったり、お互いすれ違いが多かったり、性生活が合わなかったり…。

お金がある生活をみんなに知ってもらうのが快感だった。例えば新車を乗り回す私に注目してもらいたかったり、光物を誰かに指摘してもらいたかったし、家に人を呼びたかったし、旅行の話をしたかったし。

でも今はそういう話をする事すらない。だってネタがないんだもん。だから色んな人のお金にまつわる話を聞くと、スッキリしない自分がいる。

今の男には期待してる。いつか稼いでお金が溢れる生活になって、豊かな生活ができるって。色んな物を買ってもらって、大きな家を建てて、いっぱい旅行して、いい車に乗って、ドレスアップして飲みに行って…。

一緒にいるようになってもう１年半。未だに貯蓄もなく、定職もなく、金目な物を貰えず、何の変化もない。

それでも彼を信じて期待し続けていいものか、それとも私の選択が間違っていたのか、私が焦りすぎなのか、周りに影響されすぎなのか。

お金のある生活とない生活、やっぱりお金があったほうが満足のいく幸せが掴めるのかな、それともお金がなくても満足のいく幸せは掴めるのかな。