chocolate babe

ｲｰｽﾀｰということで、ｷﾘがﾏﾏに電話をした。そしたら家には色んな家族が集まってお祝いしていたらしく、ﾏﾏとしゃべった後はﾏﾏの従兄弟としゃべったり、ｷﾘの姉や弟…といった具合で色んな人に携帯が回されていた様子。

ﾀﾞﾃﾞｨは教会へ行ったらしく、そこにはいなかった。ｷﾘの兄と妹は学校が地元じゃないからこの二人もそこにはいない。そしてｷﾘは日本。

ﾏﾏはｷﾘからの電話があるとすっごく嬉しそうにしゃべるし、ｷﾘもﾏﾏの事が大ｽｷなのでいつも笑顔で話す。母と子の絆は本当に深い。

私とｷﾘもﾏﾏ達家族と一緒にｲｰｽﾀｰが過ごせたらいいのにな…。



ところで私はｷﾘの幼少時代の話やｷﾘの家族の話を聞くのが大ｽｷ。私のいなかった頃のｷﾘを想像しながら話を聞く。もちろん私とは生まれ育った国が違うから背景も全く異なるし、ｱﾌﾘｶの一家族のある日の出来事ってのが想像もつかない事が多いから、興味を持って聞ける。

昨日もｷﾘが電話をし終わった後に、ｷﾘが小学生だった頃の話をしてくれた。ﾀﾞﾃﾞｨは仕事から帰ると父親らしい事をする為に、長男のｷﾘ兄を呼んでは学校で習った復習をしたそうな。ｷﾘ兄がﾀﾞﾃﾞｨの質問に答えられなかったりすると厳しく叱られ、ｷﾘ兄もよく泣いていたと。それを2歳年下のｷﾘは横から見てたってわけ。

2時間くらいしてﾀﾞﾃﾞｨ付き添い勉強が終わると、ﾀﾞﾃﾞｨは酒場へと足を運ぶ。帰宅は0時を過ぎてからと。今となっては体を壊してｱﾙｺｰﾙを一切飲まなくなったﾀﾞﾃﾞｨだけど、ｷﾘ曰く自分のこの酒飲みはﾀﾞﾃﾞｨ譲りだって言ってる。

他にも色んな話をしてくれた。でも私はもうｳﾄｳﾄしてて、話を聞きたいんだけど目は閉じて…って感じだったわけ。それを察したｷﾘはおしゃべりを止めて私を寝かせてくれたんだけどね。寝る時もどうやら私は笑顔を浮かべながら寝ていたらしく、そりゃ～だってｷﾘの思い出話をまだ聞いているような感覚で寝始めたからね。

今回はｲｰｽﾀｰがｷﾘの家族話を聞くきっかけになったわけだけど、次はいつ聞けるのだろうか。楽しみだ。