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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:ボンゴ
ネットカフェで時間オーバーになって追い出された私 キリはまだ迎えに来ないので仕方なく外のカフェテリアで待つ事に。
私の前の席には白人1人、ラスタマン1人、そして黒人の普通のオッサン1人の計3人が座っていて、何やら神様について熱く語っている。なんとなく白人がこの黒人2人にインタビューをしている感じ。どこでどうこの3人に接点があるのか、全く似ても似つかない3人で異様な光景。 ボーっとしてまた前の3人を見ると、白人がいなくなっていた。カフェテリアの外から5歳くらいの男の子が2人に手を出している。物乞いだ。 するとラスタマンが「ここにおいで」と言って、その物乞いの男の子を呼んだ。明らかにその場に男の子が座るのは場違いな感じ。服は破れていて汚れが目立つ。ラスタマンは男の子を呼ぶだけ呼んでおいてまた隣のオッサンと話し始めた。 5分くらい経ってから白人が戻ってきた。どうやらお店に入って食べ物を買っていた様で、紙袋を持っていた。そしてその紙袋を物乞いの男の子に渡した。男の子は「ありがとう」と言って、その場をそそくさと去った。 物乞いに小銭を渡す光景は見たことがあったけど、その場で食べ物を買ってあげるという光景は見たことがなかった。実際ナイジェリアで要らなくなったパンをあげたことはあったけど。 何だか心がすがすがしくなったね。こういう場面は日本ではお目にかかれないと思う。日本にはまず物乞いがいないし(私の周りでは見たことがない)、実際ホームレスはいるけれど「頂戴」と言って近づいてくる事はない(←どうやら黒人には近づいて物乞いするらしいけど…)。 とにかく今日この出来事はこれからのボンゴ生活にとって何か教訓になった事は間違いないね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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