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テーマ:おすすめ映画(4071)
カテゴリ:ボンゴ
ちょっと前に日記に書いたんだけど、私が住んでいる町の映画がどうやら日本で公開されるらしい。といってももう試写会だとかBS1で見た人は結構いるみたいだけど…。
この映画が『ダーウィンの悪夢』。 こんなところで公表しちゃったら私がどこに住んでるのか詳しくバレちまうけど、そんな事はこうなったらど~でもいい。とーーーーーーーーーーっても悲惨で暗い映画に出来上がっているらしい。 この映画を見て、この町、あるいはボンゴの印象を悪く捉えられたりしたらたまったもんじゃない。 まず少年が魚をかぶりつこうとしている写真。これが本当にあるんだとしたらほんの一部の貧困者。このくらい程度の悪い貧困なんて、この町だけじゃなくてどこのアフリカの国にだってある。 世界第2の淡水湖として有名なビクトリア湖で獲れるナイルパーチという巨大魚がもたらした問題の数々。この魚をヨーロッパや日本に輸出するという大きな仕事=お金を求め、内陸から職を求めにやってきた人々がいた。けれど実際は職にありつけず、盗み、暴力、売春、HIV、貧困、ストリートチルドレンをもたらしたらしい。 そして町の住民達は、このナイルパーチを食べる事なんてできない。または、加工工場で捨てられるはずの頭やらの腐った虫が湧いているような部分を揚げて食べている。 また、輸送機として使われているロシアからの飛行機の往路は、この町に着く前に他アフリカ国へ銃を運んでいる。 この映画の内容、ほぼ間違ってはいないらしい。けれど、住民のみんながそうかと言えばそうでもなく、一部の貧困者に起こっている事実であって、どうやら映画では『この町は売春婦がとてつもなく多く…』なーんてなってるみたいだけど、別にそうでもない。 とにかく、この町だけに起こっている問題じゃないってこと。それをこの魚をいい事にして、いかにもこの町がクローズアップされた形になっていることに、住民含めボンゴランダーはショックを受けている。 はっきり言って私もショック、というか怒りのほうが大きい。ナイルパーチなんて魚を食べれなくたって、住民はティラピアっていうすっごくおいしい魚を食べて大満足してるんだい!!腐った魚なんて食べてません!!! とにかく、この映画を見て誤解をされてしまったらとっても不満な私。この映画見たわけじゃないけど、住民の声&大統領の声を元に、ちょっとこの町に住む日本人代表の一人として、声を荒げたい。 現実はこんな悲惨じゃないよ!!!!!!!!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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