旅日記(カンボジア、ベトナム編)
ただいま~!! 海外旅行から帰って、ぽけーっとしていたので、ご報告遅れました。 無事帰ってきたよー! 少しは、成長してきたよ。 写真は、現像した上から写してるからきれいでないけど、 証拠、証拠。 たらたらかくので、お暇な人どうかお付き合いください 9月4日。 アンコールワットのある国、シェムリアップに着いた。 ゲストハウスについて、自転車を1$で借りる。 のらりくらり、でこぼこ道通って、アンコールワットを目指す。 途中、微妙な分かれ道に遭遇。 ハンモックで寝てる子供たち3,4人に道を聞いたら、 全員で右を指差した。 何度も聞かれてうんざりしているように、でも笑顔で本当にかわいい。 30分(くらいかな)走ると、 アンコールワットを囲む外壁と池、少し頭が見えた。 すごい存在感。 鳥肌が立つ。 ”あぁ、やっぱりここに着てよかった” この段階ですでに、満足感で胸がいっぱいになる。 3日券を購入して、 アンコールワットに入った。頂上まで登る。 急で、しかもちびている階段。恐ろしい。 でも、上に上がったら格別だった。 影に腰を下ろして、遺跡にもたれかかって、ぼーっとする。 信じられないくらい心がおちついて、何時間でも居れそうだった。 夜ご飯は、現地の人がたくさんいる屋台を選んだ。 メニューもわからない。 「これと、これと・・」と指差しで注文。 おいしくないと聞いていたカンボジア料理。 私達は大満足!締めて3$弱。おなかいぱーい! 9月5日。 1日トュクトュクを貸しきった。 朝5時集合で、アンコールワットのサンライズを見に行く。 アンコールワットの後ろから日の出。 アンコールワットは影絵のように浮き出てくる。 幻想的。 空の色の微妙な変化。 ぼけーっと1時間、全く退屈しない。 その後、アンコールトム→タ・ブローム→サンセット見に行った。 アンコールトムの中のバイヨンで、旦那は居眠り。 なんて贅沢な!!(でも、まだ7時だから仕方ない) 私は、壁画が楽しくてぐるぐる遺跡の周りを回っている。 次の日は、気球に乗って上から遺跡を見た。 なんと、二人だけの貸切。 周りは何もない。 地球は丸いなぁと実感した。 気球に乗ってテンションの高い私達夫婦。 私達の泊まった、タケオゲストハウスは日本人が多い。 まだ夏休みだということもあって、大学生の男の子が多かった。 「こんにちわ~」 声をかけると、大体次の言葉は、「どういう経路ですか?」笑。 本にないいろんな情報をもらった。 ・タイからのバスは、かなり道がやばい。 ・ホーチミンまでは12時間、でも、道はまし。 ・ホーチミンの安宿”ほうれん荘”にはゲイが多い。(ホンと?) ・カンボジアで北朝鮮の”喜び組”ま見れる。 (みんな盛り上がって見にいってた。笑 男の子、顔がにやけてた~) 9月7日。 私達は朝7時発で、ベトナムへバスで抜けることにした。 直線の道路。 周りは地平線。 ほぼ時間通り、夜7時にホーチミンに着く。 簡単な軽食が付いて、一人18$。(激安!) カンボジアのゲストハウス、二人で一日12$。(けちけち旅行です) ちなみに、ホーチミンのゲストハウス15$。(同じく安いとこ) 9月8~10日。 メコンデルタ(カントー)の1デイツアーや、 クチトンネルのツアー、 市場へお買い物に行く。 ホーチミンの屋台でたらふく海鮮鍋を食べる。 ジュースを飲んで二人で700円弱。 食べもの果物すべておいしい。 ホーチミンのホテルには冷蔵庫があったので、 市場で果物を買い込んで帰る。 途中、現地の人に何度も声をかけられた。 観光客にあるまじき行為だったのでしょう。 毎晩果物たらふく食べる。贅沢やー。 それはそうと、 市場の中のコーヒーやさんのおにいちゃん。 私達に「コーヒーお土産にどう??」巧みな日本語で勧誘。 あしらいなれた私達は、首を振って通過。 おにいちゃん、大声で、 「なんでやねぇーん!!」 だれや、そんな日本語教えたんは!!笑。 10日夜19時。 南北鉄道に乗り込む。 ベトナムを南北に32時間で結んでいる。 サイゴン駅から約18時間の寝台列車。 ダナンというベトナム第4の町へ~ 牛が畑を耕す。 ほとんど自然の風景。 のどか。 一応朝食とお弁当も出る。 なんと、朝食にカップラーメン! 普通にいただきました。なんでもこい! 2時間後、ちゃんとお弁当も出る。 食べられへん・・・ごめんなさい。 9月11日。 お昼にダナンに着いた。 外国人ほとんど居ない。 英語、まともに通じない。でも、街の人はとても親切でシャイ。 強引な、バイタクシーのおっちゃんを交わして ミニホテルに到着。 今回の旅行で一番きれい・・・で一泊12$。 夜、レストランで食事をしてから、 街をうろうろしてみた。 カラオケの練習をしているおじさん、 獅子舞の練習をしている女の子、 家族で食事をとってる。 なんかほほえましい。時間も決まって7時から8時。 次の日は、博物館に行って、 夕方に飛行機に乗り込んだ。 私達はシンガポールでトランジット。 行きの飛行機は、世界陸上のスペイン人選手の中に混じっていた私達。 普通に枕投げのようなことが起こっていた。 そんな中で、だんなはスーパーマリオ前面クリア。 ピーチ姫に会って喜んでる。 帰りもゲームに熱心な私達。 全く退屈せず関空に着きました。 〔感想〕 完全フリーな旅だった今回。向こうで宿を取ったり、 電車やバスで移動することを決めたり、 ちょっぴり不安だったけど、その時の雰囲気でいろんなことを決めました。 おかげでいろんな人と話せて楽しかったし、 自分たちで作った旅の楽しさがありました。 ベトナムの国境を越えたとき、 子供に肥満児が目立ちました。 街も裕福に見えました。 ホーチミンは、驚くほどの街で、ちょっと息苦しかった。 カンボジアに帰りたくなりました。 バスでメコン川を渡るとき、 バスを物乞いする子供たちがたたいていました。 物をあげたいけど、あげては駄目なような複雑な気持ちで苦しかった。 アメリカ人はバスの窓から食べものを投げ捨てていました。 私はしませんでした。この子たちを見下げているような気がして、 何もせずカーテンをしました。 日本に帰ったら、絶対物を無駄にしないようにしようと心に誓いました。 でも、両手のない子供には涙がでました。 自分に何ができるのだろうと考えました。 カンボジアには、新しいきれいな建物がどんどん建っていて、 庶民との格差を感じました。 遺跡が彼らの生活を支えるものだというのは分かるので、 それがだめだとは思わないけど、 「いいところはそのままで、かわらないで。」と思いました。 帰ってきて、昔見た映画”地雷を踏んだらさようなら” のパンフレットをもう一度見てみました。 大学のとき、アンコールワットに興味を持たせてくれた映画です。 ベトナム戦争の悲しい写真を見て、自分の踏んだ土地には 悲しい歴史がたくさんあったんだなぁって改めて思いました。 しかも、自分の生まれる少し前まであった話。 知らないといけないことや、もっと勉強しないといけないこと たくさんあるなぁって思いました。 なかなか言葉にするのは難しいけど、以上報告です。 本当にいい旅で、連れて行ってくれた旦那様に感謝でした。 ありがと~また連れてってね。