テーマ:暮らしを楽しむ(388437)
カテゴリ:ドリンク
『お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さん』又吉さんのデビュー作『火花』が掲載された文芸雑誌「文學界」が創刊82年ではじめて増刷されるほど凄く話題になりました。 その後、『火花』は、2015年3月11日に文芸春秋から単行本として刊行され、その年の芥川賞を受賞すろことになりました。そんな又吉直樹さんが、AGF(味の素ゼネラルフーヅ)とコラボ! <深い珈琲エッセイ>「深い珈琲エッセイ」付き〈ブレンディ〉ボトルコーヒー BOOKボトルは、本年度の芥川賞作家である又吉直樹さんの書き下ろしエッセイ9作品が、パッケージにデザインされました。 コク深い味わいの〈ブレンディ〉ボトルコーヒーを飲みながら、特別に書き下ろされた「深い珈琲エッセイ」を楽しむことができます。 「深い珈琲エッセイ」全9作品 君と同じ味にはならない 懐かしいコーヒーカップで出された 飲み終えたら帰らなければならない 珈琲をお代わりする時、物語は佳境に入る 行けなくなった喫茶店 珈琲だけが側にいた夕暮れ 夏の蝶とアイスコーヒー これを飲んだら泣こう すべての風景に珈琲はいた <紀伊國屋書店>2015年7月23日(木)から全国の紀伊國屋書店全店舗にて9本セットで限定販売開始されます。本屋さんで、〈ブレンディ〉ボトルコーヒーが売られているのは不思議な感じがしますね。 <どんなエッセイ>「深い珈琲エッセイ」AGFのHP より抜粋 「君と同じ味にはならない」 「好きな人ができました。鍵はポストに入れといてください。今までありがとう」 そんなメールが送られてきて、好きだった人との関係が終わったことがある。 驚きはしたが、僕達は何週間も会っていなかったので、予兆はあったのだと思う。僕としては、今後の二人のことを考えたうえで、経済的に将来の展望が見える地点まで一刻も早く辿り着きたくて必死だった。それと同時に、その人に対して、おそらくこんな日々が永遠に続いていくことになるだろうけれど、そんな生活は不満ではないか? もし、つらいなら、いっそのこと自分のことなんか振って欲しいと考えていたのだと思う。別れてから、しばらく苦しい夜が続いた。あの人が入れてくれる珈琲はもう飲めないのか、などと普通のことを考えてしまう。自分で珈琲を入れてみるけれど、同じ味にはならない。あの珈琲は二度と飲むことができない。あの一杯の珈琲の中にこそ、幸せはあったのだと思う。 第2図書係補佐 幻冬舎よしもと文庫 / 又吉直樹 【文庫】 応援ポッチとお願いします チョコやスイーツ関連のブログが探せます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 24, 2015 11:44:52 PM
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