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カテゴリ:仮面ライダー
一文字隼人は世界に羽ばたけるような、1流のアスリートだった。
しかし、怪我により競技を離れ、酒に溺れ、歌舞伎町に流れついた。 歌舞伎町でも彼は強烈な個性とその美貌でナンバーワンだった。 しかし、客の何気ないヒトコトに・・シャンパンタワーを蹴り倒し、歌舞伎町を後にした。 歌舞伎町を後にした一文字隼人はショッカーに囲まれ、怪我の癒えない身体で闘ったが・・拉致されてしまう。 ★ ショッカーに改造された一文字隼人は無敵だった。 怪我した身体は元に戻り・・いや、それ以上の能力を手に入れ、一文字隼人のココロは血脇き肉踊り、空にも昇るような心境だった。 ショッカーで無敵を誇った一文字隼人だったが、やがて・・彼にはふたつの疑問が立ちはだるようになる。 ひとつは1日に1回、ショッカーから処方される1錠の薬を飲まないと、正常な日常生活をおくる事も困難になった事だ。 もうひとつは・・・ ★ ショッカーは仮面ライダー2号・一文字隼人を先頭に確実な詰め将棋を行っていた。 ターゲットは”裏切者ホッパー”。 とことんまで追い詰められた本郷猛(タケシ)は恋人マリナの顔を浮かべていた。 「マリナさん、すまない・・」 さすがに死を覚悟した。 そんな時に敵・ショッカーの中に異変が起きる。 中心にいた一文字隼人がショッカーを裏切っていた。 息も絶え絶え・・うずくまる本郷の前に一文字隼人が立つ。 一文字隼人、背中越しに本郷に吐き捨てるように叫ぶ。 「本郷、オマエは弱いっ!」 一文字隼人、少し目を伏せながら 「オマエは優しすぎるんだよ・・」 「でもヨ・・」 「俺と組んだら、無敵だゼ。」 一文字隼人、本郷に振り向きざまに白い歯を魅せる。 ・・といいながら・・「らしくねぇなぁ・・」とココロの中で頭をかく。 本郷 「ハヤト・・」 一文字隼人、弱いモノいじめが大っ嫌いだった。 女・子供にも容赦なく手を挙げるショッカーがどうにも許せなくなった。 圧倒的戦力で圧倒するショッカー、それにたった一人で立ち向かう本郷・・ 勝ち目のない闘いでも・・隼人にはそのスピリッツが充分、理解出来た。 ☆ 「喫茶Amigo」店長 立花藤兵衛・おやっさんは猛(タケシ)の恋人マリナさんの実の父親である。 おやっさん・立花藤兵衛は猛(タケシ)が改造人間であることを知っているが、ヒロインのマリナさんは知らない。 猛(タケシ)は普段は明るく振舞っているが、自分が改造人間である為に恋人マリナさんと結ばれることはないと・・ずっと苦悩していた。 立花藤兵衛・おやっさん 「本郷っ!、俺はな。。 何処か知れずの男に可愛い一人娘のマリナに指一本触れて欲しくないと思っている。」 「でも・・猛(タケシ)、おまえは違う。」 「マリナはおまえに惚れている!」 「俺もそうだ! 俺には息子がいないが、お前が息子だったならどんなにいいだろう・・とずっと思ってきた。」 「タケシ!、お前に一生のお願いってヤツがある。」 「マリナを幸せにしてやってくれ。」 本郷猛(タケシ) 「おやっさん。。」 ☆ 新しいけど、懐かしい 効果音やBGM、そして・・基本の大切さを教えてくれた・・ ニコニコ動画”仮面ライダーTHE FIRST 昭和エディション【改】” ☆ ヒトよりも優れた能力を手にしたのに・・ ソレを良しとしなかった人たちの悲哀 ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 19, 2023 02:54:53 PM
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